特集 ビルマ —ビルマ長期取材に向けて—

 10月初旬、1年にわたる長期取材に向けて旅立った本誌人気連載執筆中の宇田氏。目的地はビルマ。今後はビルマにいる宇田氏から現地 リポートが届けられる予定だが、宇田氏をビルマに向かわせるものは何なのだろうか。今月号では、弊誌で掲載したビルマに関する連載を振り返ってみる。

Vol.28 連載シリーズ 3
「忘れられた内戦」

タイ・ビルマ国境で活動する医療NGOの病院で撮影をする宇田氏。目の前には両手と両足を失ったカレン人が横たわる。撮影を続ける宇田氏の耳に、「撃ち殺してやれ」という言葉が聞こえる。

Vol.30 連載シリーズ 5
「義勇兵として生きて」

1997年11月、ビルマ・カレン族に日本人義勇兵として戦闘に参加していた西山氏の訃報が届く。彼が生前話していたカレン族のこと、彼の生き方、彼との思い出を、宇田氏が回想する。

Vol.31 連載シリーズ 6
「異国に生まれ育って」あるカレン難民女性の生活(1)
難民キャンプで知り合った、若いカレン人女性、タエポー。「異国に生まれ育って」と題して、数回に渡るキャンプ滞在を繰り返すうちに変化していく、彼女の姿をファインダーで追う。

Vol.32 連載シリーズ 7
「異国に生まれ育って」あるカレン難民女性の生活(2)

「異国に生まれ育って」を前号に引き続き掲載。タエポーの父、姉が語るカレンへの思い。そしてタエポー自身の気持ちの吐露。宇田氏が彼らに感じたカレン人としての葛藤と思いを綴る。

Vol.33 連載シリーズ 8
「明日への希望」
半世紀以上も内戦を続けているカレン民族同盟・第20大隊の司令官との話、中米エルサルバドル、グアテマラの光景を思い出しながら、安全に学校へ通い、勉強できる贅沢さを考える。

Vol.40 連載シリーズ 15
「縁」−ある司令官との出会いから
カレンの取材を始めて5年目の97年。カレン指導部内のいざこざにうんざりしていた頃、第5旅団の司令官ボ・ジョー氏と出会う。同じ歳の彼から受けた様々な思いを語る。

Vol.43 連載シリーズ 18
- A view from the periphery - the pride and blood of the Karen's nduring ethnic struggle
2001年1月1日の夜明け。宇田氏はビルマの山奥にいた。第2次世界大戦以来、最も長く続いていると言われている、カレン族とビルマとの民族闘争53年目の様子を、全編英語で掲載。

   


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