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[第12節] リベンジのために

 マレーシアに飛び立った数日後、石田と電話で話す。選手登録や各種手続きが必要なため、すぐには試合に出れないとのことだった。実際、4週間近くが経った4月9日の時点でも、外国人選手枠の問題によって試合には出場できていない。しかし、オフシーズンのオーストラリアに身を置いているよりも、リーグ戦が行われているチームでの練習に参加できていることに満足しているようだった。
 チームとしては、Round 16を終了した時点ではグループAで3位につけている。スーパーリーグへの昇格には、リーグ終了時にグループAでトップにいなければならない。リーグ戦の残り試合はあと5試合。4月15日のRound 17、Sarawak戦から晴れて出場が濃厚な石田は、トップ下のポジションでチームの核となりプレーすることになるだろう。実際、4月22日に行われるRound 18のTerengganu戦(4月9日現在でグループA の2位)と5月6日に行われるRound 19のKedah戦(同じくグループAの 1位)の試合では、昇格請負人としての石田の真価が問われることになる。