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[第12節] リベンジのために

ここで簡単にマレーシアのサッカーと、石田が今プレーしているJohor FAについて紹介する。まず、マレーシアのプロサッカーリーグは、Mリーグと呼ばれ、1部と2部の2つのリーグで構成されている。上位リーグをスーパーリーグ(1部)、下位リーグをプレミアリーグ(2部)と呼び、スーパーリーグには8チーム、プレミアリーグには16チームが加盟している。プレミアリーグの16チームは、AとBのグループに分かれ、8チームでリーグ戦を行うが、石田がプレーするJohor FAは、グループAに属する。今回、Johor FA は、2部から1部に昇格するため石田を招聘した。
 Johor FAのホームグラウンドは、あの98年フランスW杯最終予選、日本代表がW杯初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれる試合が行われたラーキン・スタジアムである。クラブは、マレーシアのジョホール州の州都・ジョホールバルを拠点とする。もう1チーム、ジョホールバルに本拠地を置くJohor FCは、同じくプレミアリーグ・グループBに属するクラブチームである。Johor FAには、シンガポール代表チームで活躍する2人の選手が在籍するが、中でも代表チームでキャプテンを勤める、Aide Iskandar選手が注目選手だ。