“学校では教えてくれない「知っ」て「得」する、リアルなオージーの活きた日常英会話を紹介していきます!”
「和製英語」シリーズ
日本にいた時、何気なく使っていた言葉が英語だと思っていたけど、実は日本で作られた“和製英語”だったり、知らずにその言葉をオーストラリアで使ってみたら、全く理解されなかったという経験は誰しもあるでしょう。その和製英語の英語表現や、更に英語圏でもオーストラリアならではの表現方法、そして語源のワンポイントアドバイスなどをクイズ形式で紹介します。Lesson 22は、料理編です。
「和製英語」シリーズ:Lesson22
料理編
毎回、違うシチュエーションでまなぶくんとスティーブさんの会話を紹介します。その会話の中に「和製英語」が隠されています。今回は4つ。さあ、探し当てましょう!
まなぶくん 当コーナーのLesson 1からイラストでも登場している英語初級者。 |
スティーブさん 言わずもがなの、当英会話コーナーの監修者。 |
下記の会話の中に和製英語が4つ隠されています。どれでしょう?!
I bought some fruit so I’ll make a smoothie. Can I use your mixer? Where is a consent?
訳:「フルーツを買ってきたのでスムージー作りますね。ミキサーを使ってもいいですか?コンセントはどこ?」 |
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まなぶくん |
It’s near the conro. You can use this tupper for the leftover fruit.
訳:「コンロの近くにあるよ。余ったフルーツはこのタッパーを使っていいいよ!」 |
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スティーブさん |
では、答えはこの4つです
❶Mixer → Blender
確かに混ぜるキッチン家電で「Mixer」はあります。但し、このMixerはケーキなどの材料(粉末や固形)を混ぜるときに使うもので、スムージーやスープなどのような液体にするものは、「Blender」と言います。 | |
スティーブさん |
❷Consent → Power Point
なぜ、日本では“コンセント”と言われるようになったのかというと、元々は「Concentric Plug(集中的なプラグ)」と言われていて、そのConcentricだけが残り、省略されて“Concent(コンセント)”となったようです。イギリスでは「Socket」、アメリカでは「Outlet」が好まれて使われていますが、オーストラリアでは「Power Point」。 | |
スティーブさん |
❸Conro → Stove
日本語での「ストーブ」は暖房器具ですが、英語の「Stove」はキッチンの家電を指します。 | |
スティーブさん |
❹Tupper → Container
日本でのタッパーは、製造会社のTupperware社の社名からきています。オーストラリアでもTupperware(違う製造会社のものでも)とよぶこともありますが、あくまで集合名詞としての使用の時だけで、単体では「Container」や「Plastic Container」と言います。 | |
スティーブさん |
最後に、今回のまなぶくんとスティーブさんとの会話をおさらいしましょう。ぜひ皆さんも実践で活用してください!
I bought some fruit so I’ll make a smoothie. Can I use your blender? Where is a power point?
訳:「フルーツを買ってきたのでスムージー作りますね。ミキサーを使ってもいいですか?コンセントはどこ?」 |
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まなぶくん |
It’s near the stove. You can use this container for the leftover fruit. 訳:「コンロの近くにあるよ。余ったフルーツはこのタッパーを使っていいいよ!」 |
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スティーブさん |
Steve Nishioka
生まれも育ちもパース。高校卒業後、日本語を勉強し、パースの大学在学中に関西外国語大学へ留学。その後、再びワーキングホリデービザで訪日。そして、JETプログラムの国際交流員として栃木県の馬頭町(現:那珂川町)に3年間住む。帰国後、社会言語学の研究論文を終え、パースの日本人に英語を教える。