短歌
霧ふかく雨ふる森の小鳥たち
虫をさがして地面をつつく
小人たちキノコの下であまやどり
きょうのしごとはあしたにしよう
ときどきの森のみる夢雲に似て
あわくはてなくうまれてきえる
月がでて森をしらじらてらします
星がキラキラ夜にひろがる
またひとつ小さないのちうまれます
そっとしずかに土のなかから
(マルコ)
俳句
寒風にマグパイの舞う羽音かな
よせかけし竹の箒に冬の雨
(東老生)
ベビーカーケイタイ操るもみじの手
一向にうかんでこない俳句かな
(猫)
めをとじてしずかにねむるあめのなか
(シゲ)
川柳
おくれそういそげやいそげわすれもの
(タカ)
日射病まだまだ暑い日々続く
(Takako)
猛暑日に生命預ける梅パワー
(いさを)
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