アメリカで開催されているバレエコンクールの『2018年ユース・アメリカ・グランプリ(Youth America Grand Prix/YAGP)』の“ニューヨーク・ファイナル”に進出した5名の日本人ダンサーが、当コンクールのインターンシップにて西オーストラリア・バレエ団(Western Australia Ballet/WAB)を訪れた。
情報提供:西オーストラリア・バレエ団
豪日交流基金(Australia Japan Foundation)や西豪州豪日協会(The Australia Japan Society of WA)の協力のもと今回、4月にニューヨークで行われたバレエコンクールのファイナルに出場したダンサーの中からインターンシップを利用して、5名の日本人ダンサーが3名の日本人プロダンサーを擁するWABを訪れ、交流を図った。
訪れた若きダンサーたちは6月6日からの約一週間の滞在だったが、WABのプロのダンサーたちからの特別指導やコーチングを受けた。また、9日にはWABが来賓や関係者を招待し、5名のダンス・デモンストレーションが披露され、親睦を深める懇親会も催された。5名のダンサーたちは異口同音に「今回の機会も糧に、将来はプロのダンサーとして頑張りたいです」と話していた。
今年2018年の3月に日本の高校を卒業したばかりの野黒美茉夢(のぐろみまゆめ)さんは「今回は本当に良い経験をさせて頂きました。私は、まだバレエが上手になるための練習を日々していますが、プロの皆さんは公演のための練習をしているのを拝見させて頂き、次は私もそのレベルにならなければと思いました。日本のバレエ団に所属して練習をしていますが、9月からアメリカのバレエ団に練習生として入団します。プロを目指して、更に頑張りたいと思います」と語ってくれた。