“学校では教えてくれない「知っ」て「得」する、リアルなオージーの活きた日常英会話を紹介していきます!”普段の生活の中で困ったことが起こったとき「とっさに英語で何て言えばいいのかな?」と悩むことがあるはず。今シリーズでは「その時」に使える英語のフレーズを紹介。
Lesson 7は、カフェ編です。カフェでの一幕で「その時!」の英語が出てこない場合、ぜひ利用してみてください。
*SCENE 1
入り口は締まっているけど、中に人がいる。
Are you open?
訳: お店は、営業中ですか?
*SCENE 2
注文して、かなり時間が経っているけど、まだこない。
My drink order still hasn’t arrived, will it be much longer?
訳: オーダーした飲み物がこないですが、まだですかね?
*SCENE 3
自分が注文したものと違ったものが来てしまった。
I think this is someone else’s order.
訳: これ、私がオーダーしたものと違うと思うんですが…
*SCENE 4
コップを落としてしまった。
I’m terribly sorry but I’ve spilt my drink. There’s water everywhere and I broke the cup.
訳: すみません、コップを落としてしまいました。水浸しで、コップも割ってしまいました。
*SCENE 5
飲みかけのコーヒーを置いたまま、トイレへ。
I’m just going to the toilet so please don’t clear my drink.
訳: トイレに行くだけなので、まだ下げないでください。
*SCENE 6
お店を出ようとしたとき自分のバックがない。
I accidentally left my bag on the seat next to mine but it isn’t there now.
訳: 自分が座っていた横の椅子に置いておいたバックがなくなってしまったんですが。
スティーブさんより
「今回はカフェ編です。お気付きになった読者もいるかと思いますが、今回、英語と日本語の言い回しの違いが顕著なところがありましたね。例えば、Scene 3の「私のものではない(日本語的)」を「他の誰かのオーダー(英語的)」と言い換えたり、Scene 6に関しては「置いておいたバック(日本語的)」を「置いてしまったバック(英語的)」と表現したりなどです。特にScene 6のバックについては、leftを使って「置いてしまった」といったニュアンスを出します。“置く”のと“置いてしまった”には文化背景も関係しているのでしょう。日本では、バックを椅子に置いて、その場を少し離れても、場所や状況によっては取られないといった社会環境がありますもんね。」
Steve Nishioka
生まれも育ちもパース。高校卒業後、日本語を勉強し、パースの大学在学中に関西外国語大学へ留学。その後、再びワーキングホリデービザで訪日。そして、JETプログラムの国際交流員として栃木県の馬頭町(現:那珂川町)に3年間住む。帰国後、社会言語学の研究論文を終え、パースの日本人に英語を教える。