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【パースエクスプレス・マガジン】Lesson 15「その時!」シリーズ『スポーツ編(その6)』

“学校では教えてくれない「知っ」て「得」する、リアルなオージーの活きた日常英会話を紹介していきます!”
普段の生活の中で困ったことが起こったとき「とっさに英語で何て言えばいいのかな?」と悩むことがあるはず。今シリーズでは「その時」に使える英語のフレーズを紹介。

Lesson 15は、引き続きスポーツをお届けしますが、今回はスポーツといっても観戦するスポーツの競馬などを紹介します。

 

Horse Racing

毎年11月の1週目の火曜日は、豪州G1レース「メルボルンカップ」が開催され、きらびやかな洋服に女性は装飾されたハットを被って観戦するのがしきたり。ビクトリア州ではこの日は祝日となる。

A : I was on a Midland Line train last Saturday and saw lots of men and women dressed up beautifully. Do you know where they would have been going?

B : They were probably going to Ascot for the horse races. From spring through summer there is racing on almost every week. We should go some time.

訳)A:先週の土曜日、ミッドランド線の電車に乗っていたらオシャレしている男女をいっぱい見たけど、どこに向かっていたか知っている?

訳)B:きっとアスコット競馬場だろうね。春から夏いっぱいまで、ほぼ毎週レースとかイベントがあるから。今度、行ってみよう!

注)Ascot Racecourseは、パース最大級の競馬場。「メルボルンカップ」の日はここでもイベントが開催される。

 
 

Harness Racing

この競馬は騎手が馬に乗らないレース。繋駕速歩(けいがそくほ)競走とも呼ばれ、馬の後ろに一人乗りの二輪馬車(繋駕車)をつけて、そこにドライバーと呼ばれる騎手が乗って競走する競馬。

A : I’ve got a friend coming from Japan with his family and was wondering if you had suggestions about taking them somewhere they can’t experience in Japan.

B : How about Gloucester Park horse racing? It’s a different type of horse racing than you see in Japan and there’s usually a band playing or fireworks so even if they don’t like horse racing, I’m sure they’ll enjoy it.

訳)A:友達が家族と一緒にパースに来るけど、何か日本で味わえないこと知らないかな?

訳)B:グロセスターパークの競馬はどう?日本の競馬とは違うし、バンドのライブミュージックや花火もあったりするから競馬に興味がなくても楽しめるはず。

注)Gloucester ParkはEast Perthに位置し、アクセスは無料巡回バスRed Catのバス停「WACA」で下車。ここで行われるレースも公営ギャンブルとして着順を賭けることができる。

 
 


 

スティーブさんより

今回の2つのレースですが、日本ではどちらかというと“ギャンブル”色が強調されがちですが、ここではどちらかというと“スポーツを観戦する”といった感じが強いかもしれませんね。是非、オーストラリアならではの観戦方法で、これらのレースを楽しんでみて下さい!

 

Steve Nishioka

生まれも育ちもパース。高校卒業後、日本語を勉強し、パースの大学在学中に関西外国語大学へ留学。その後、再びワーキングホリデービザで訪日。そして、JETプログラムの国際交流員として栃木県の馬頭町(現:那珂川町)に3年間住む。帰国後、社会言語学の研究論文を終え、パースの日本人に英語を教える。







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