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【パースエクスプレス・マガジン】第56回「AリーグとJリーグの競争力」

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オーストラリアと日本のクラブチームが対戦するACL(AFCチャンピオンズリーグ)が開幕しました。両国リーグがアジア圏の中でどのくらいの位置にいるか計る物差しになるのがACLです。本誌で連載を始めた頃とでは、ACLの優勝クラブも変わりました。連載当初は、JリーグよりもAリーグの方がACLで結果を残していました。Jリーグ勢が苦戦している中、丁度連載を始めた2014年シーズンにAリーグのチームが優勝しました。そこでいきなりですが、恒例の質問です。
 


Q  2014年のAリーグから出たACLの優勝チームは?

A  ウェスタンシドニーワンダラーズです。

 

本題に戻りますが、ワンダラーズが優勝して以来、実はAリーグ勢はそれほど目立った結果を残せていません。Jリーグ勢は、2017年に浦和レッズ、2018年に鹿島アントラーズが優勝を果たしています。では、これらの差は何か?筆者は「土壇場の競争力」だと考えています。例えば、約9ヶ月を戦うリーグ戦で実力差が離れているクラブ同士の対戦が多い両リーグは、競争力が育ち難く、ACLで結果を残すのは難しいでしょう。
 

それでも、近年のJリーグ勢が結果を残せているのは、Jリーグは3部リーグ制を採っていて、それはAリーグにはなく、3部制で昇格、降格を意識してのプレーが「土壇場の競争力」を養っていると思います。Aリーグは現在、健全経営をしつつ、ハード面の充実や育成組織の構築にプライオリティーを置いていますが、後10年は大きな冒険をし難い環境かもしれません。
 

単純にAリーグでも下部リーグを創設すればいいと考えがちですが、人口が日本に比べ少ないオーストリアでクラブ数を大幅に増やすのは現実的ではないでしょう。ということで、レギュレーションを変える必要があるかもしれません。一方、JリーグはACLで結果を残しているとはいえ、競争力が大幅に増したと考えるのは尚早です。筆者の理想とする3階層がはっきりと構築できておらず、実力差がないリーグには少しずつなってきていますが、安定感がないクラブが多いのでまだまだこれからでしょう。

 


【筆者:junchang】2010年よりサッカーについての独自の見解を自身のブログ「junchang & the MFF」に掲載。1日2万ページビューを記録することもあり、記事がlivedoor系サッカーサイト「SOCCER JOURNAL(サッカージャーナル ※現在閉鎖中)」に転載されたこともある。 ブログ:http://blog.livedoor.jp/junchang512/

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