オーストラリアと日本をつなぐリンク・メディア『パースエクスプレス』

第40回「オーストラリアと日本の国際大会開催」

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サッカー・オーストラリア代表は、2018年ロシアW杯のアジア予選プレーオフを勝ち抜き、大陸間プレーオフ(本誌発行時には試合結果は出揃っている。編集部より)に進出することが決まりました。ホッとしています。2015年のアジアカップに優勝したオーストラリアが、まさかここまで苦戦を強いられるとは想像できませんでしたが…。

さて、オーストラリアも日本も、サッカーの国際大会を開催しています。ここで、恒例の質問です。

Q  両国は、どのようなサッカーの国際大会を開催  した経験があるでしょうか?

A  以下にまとめてみました。

【オーストラリア】
1981年 U20W杯
1993年 U20W杯
2015年 アジアカップ

【日本】
1979年 U20W杯
1992年 アジアカップ
1993年 U17W杯
2001年 コンフェデレーションズカップ
2002年 W杯

※オーストラリアは、オセアニアサッカー連盟加入時にOFCネーションズカップの開催実績はありますが、ここへの列記はしませんでした。また、両国はオリンピック開催(サッカー競技)の実績はありますが、同じく列記しませんでした。

サッカーの一番大きな国際大会は、やはりW杯です。しかし、W杯本大会の開催実績は両国のみならず、アジアでも2002年の日韓W杯が最初で最後です。

現在、W杯を統括するFIFAは各大陸間持ち回りローテーション制で開催国を決めており、アジア大陸では2022年にカタールにて開催されることが既に決まっています。では、オーストラリアや日本でW杯本大会が開催される時は来るのでしょうか?(日本は開催実績はありますが単独開催は経験がありませんので)

実は両国は、2022年の開催国に立候補をしました。前述の通り両国ともに開催には至らず、次回立候補は2034年以降の大会になってしまいます(同一大陸は、次の2回の開催誘致ができないとのFIFAの規定による)。FIFAによるW杯の誘致の際に開催国に求める条件も大会開催毎に変わっています。

現時点での条件として、
・スタジアムは12~18箇所。
・収容人数は最低4万人以上。
・準決勝開催会場は6万人、決勝戦開催会場は8万人以のキャパシティーが必要。
・ベースキャンプ地として64箇所を確保。
・ベースキャンプ地からバスで20分範囲内にトレーニングサイトを確保。
・試合開催都市は観客のスタジアム誘導のための無料公共交通機関の確保。
等があります。

実際、日本が2002年にW杯本大会を共同開催した際にはなかった条件が盛り込まれています。オーストラリアも日本も全ての条件を満たしているとは現時点でいえず、大会を誘致するにはかなりの設備投資が必要になります(オーストラリアは準決勝、決勝戦を開催するスタジアムは規定を満たしていますが、スタジアム数が足りていません。また、日本はかつて2002年決勝戦を開催したスタジアムではもう条件を満たすことができません)。特に、スタジアムの問題は両国とも改修工事を行なうか、新設する必要があります。経済的な観点で費用対効果がかつてよりも薄くなってきていて、国際大会の開催は断固たる決意の下、官民一体となった誘致が必要ですが、それらがあまりうまく機能せず、難しくなってきていると筆者は感じています。一方、両国にとってW杯開催の機会が今後あれば、様々な効果が期待できます。特に自国リーグの一時的な人気の起爆剤として期待がもたれます。それまでサッカーに興味のなかった人達の囲い込みの機会ができます。

最後に改めて、両国にとって今後もW杯を含めた国際大会の開催が必要でしょうか?と問われれば、筆者は「Yes」と答えるでしょう。それは、上述の効果以外に筆者が地元でそういった国際大会を観たいという個人的な欲求を満たしたいだけなのですが…(笑。

 


【筆者:junchang】2010年よりサッカーについての独自の見解を自身のブログ「junchang & the MFF」に掲載。1日2万ページビューを記録することもあり、記事がlivedoor系サッカーサイト「SOCCER JOURNAL(サッカージャーナル ※現在閉鎖中)」に転載されたこともある。 ブログ:http://blog.livedoor.jp/junchang512/

 

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