有袋類図鑑　①
オーストラリアに生息する有袋類は150種いると言われています。
今回はその一部をご紹介！
　
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コアラ
Koala
オーストラリア 全域 60〜90cm 4.5〜13.5kg
養分が少なく毒素を含むユーカリを常食とするので、消化や解毒に時間がかかり、運動量をおさえて体力を温存させるため1日18時間から20時間睡眠をする。500種以上あるユーカリの中でも食べるのは数種のみで、強い嗅覚で、食べられる種類のユーカリかどうかを確認する。寿命は約15年。

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フクロモモンガ
Sugar Gilder
オーストラリア全域、タスマニア
20cm
120〜160g
手の小指から足の親指までつながっている皮膚が木から木の飛行を可能にする。飛行時に長い尾が操縦、安定の役割を果たす。食性は動植物両方を餌にする。夜行性。寿命は約14年。
　
ウォンバット
Numbat
オーストラリア全域、タスマニア
90〜115cm（尾長2.5cm）
22〜39kg
暑い時に過ごすための穴を特有の強い爪と歯で掘る。草食性で涼しい夜に採食活動を行う夜行性。1年を通し昼間に外に出ることはほとんどなく、寒い冬の日に日光浴で出てくることが稀に見られる程度。食べ物の消化が遅く、完全に消化するのに14日かかる。そのため行動がゆっくりでおとなしい性質。

アカカンガルー
Red Kangaroo
オーストラリア全域 1.4m 68kg
平原地帯のブッシュに住む。草食動物で水分をあまり必要としない。10頭くらいの群れで行動する。幅約8m、高さ約2.5mのジャンプで時速約70kmもの速さで走ることもできる。メスの方がオスより走るのが早い。夜行性で最長寿命約20年。

クウォッカ
Quokka
西オーストラリア南西部、ロットネスト島
40〜54cm（尾長25〜30cm）
3kg
力強い足でジャンプして移動し、木に登ることもできる。多肉植物や枝葉を餌とし、餌が確保できる場所で群れを作る。食べる時は噛まず、そのまま飲み込む。水分をあまり必要としない動物。
　
スナイロワラビー
Agile Wallaby
オーストラリア北部
90〜140cm（尾長64〜77cm）
11〜19kg
亜熱帯地域に生息する。草食動物でイチジクなどの実も食べる。乾燥する時季は地面を掘り、植物の根を食料にする。他のカンガルーと同じように10頭くらいの群れで暮らす。
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