午前7時40分にフリーマントル駅着。8時10分になっても、それらしいバスは見えず、不安に…。

　今回の作業は6人のグループ（英国人2名、韓国人1名、CVAスタッフ2名）で。リーダーのアランさんはとても気さくで、楽しい雰囲気を作れる人でした。Weed Controlは単純な作業（アランさん談）ですが、やり始めて30分もしない間に、無心に活動に没頭していました。作業内容は森の中で木の成長を妨げる「つる」の除去。最終的に10袋分になりました。

　コテスローから大変近いため、海を眺めながらのランチで快適。ランチの間、韓国出身の参加者にアランさんが英語を教えていました。

　予想通り、参加者の安全への配慮が徹底していました。「ひざをつくなら足元を十分確認して」「足元ばかりに目を取られると木の枝がささるよ」とアランさん。全体を通して、終わりがないWeed Controlですが、この草の根努力は決して無意味でない、というのが率直な感想です。「終わりがない」というのは、例えば今日の「つる」の除去作業は、もし根こそぎ「つる」を除去しても鳥が種を運んできたらまた生えてくる、そういう意味の終わりなき作業でした。

　予想以上に早く活動が終了し、ほっとしました。「あれ以上はできない」という総意のもとです。

ボランティアを終えて。また参加したい？： 参加します。クジラの博物館でのプログラムに、参加してみたいと思っています。

　今回、初めてのボランティア参加だったので、どんな人が参加するのか、何人くらい来るのかとか不安はあったのですが、今回のボランティアは私を入れて8人だけだったので、皆の顔も名前もすぐに覚えられたし、皆本当にやさしい人達ばかりで良かったです。

　1日目はオーストラリア人の人達の会話が全く聞き取れず、たくさん話が出来なかったのですが、2日目はみんな和気あいあいとして、作業の途中で話し掛けてくれたり、面白いことを言って笑わせてくれたり、分からない単語を親切に説明してくれたりと、1日目よりずっと楽しく作業が出来たと思います。

　 ボランティアの内容は思っていたほどハードなものではなかったのですが、私は始めから調子に乗ってペースをあげて作業をしてしまったので、最後には本当にクタクタになってしまいました。日差しも強いのでこまめに水分を取り、マイペースでゆっくり自分の体調のことも考えながら作業をしていった方が良かったなと思います。

　最初はフェンスを直すのも何も考えないで手伝っていたのですが、何か途中から自分でワイヤーを切って、ネジって留めて穴を直して、という作業になんだか感動してきて、私がやったんだ！私がここを直したんだ！私がパースにいたって証を残している！その感じがたまらなくうれしかったです。なので、そんなことを感じてしまった後はもう張り切って動いてしまいました。

　また何年後かにパースに遊びに来ることがあったら、このRAIL MUSEUMに来て“あーここ私がやったところだー”って1人で感動することでしょう。

ボランティアを終えて。また参加したい？： 絶対参加します！今回、良い経験と出逢いが出来て本当に幸せでした！