アルバニー クジラ博物館ボランティア体験記


緒方 高久(21歳)

ビザ:
観光

体験プログラム:
ザトウクジラ骨格模型製作補助
 今回、CVAに参加するためにパースに来ました。パースを選んだ理由は、東京から直行便が出ているということと、ピナクルズの写真を見て「直接見たいな」と思ったからです。 でも、ボランティアに行ったところは南のアルバニーでピナクルズとは逆方向だったので、結局は見れませんでしたけど、南の方でも充分きれいなものをいろいろと見ることが出来ました。
■骨に残ったクジラの脂肪
  今回のボランティアで、日本人は僕1人。リーダー合わせて7人で、ヨーロッパ系の人が多かったように思います。今回、アルバニーの2週間の他、CVAの別プログラムにも1週間参加しましたが(海岸での階段作り)、アルバニーもこちらも基本的には肉体労働でした。 そこで、アルバニーのクジラ博物館でのボランティアの感想は、一言で言うと「臭かった…」。作業としては、3、4年前に埋めたザトウクジラを掘り起こして骨に残った肉を取り除き、骨を運び出す。たぶん、博物館に飾る骨格模型を作るためだと思います。その時に使用した靴は、2回洗濯して、4つ洗剤を使ったにも関わらず、まだ臭い。もう履けません。作業中、観光客が覗いていたけど、全員鼻をつまんでいましたね。 しかし、仕事に没頭すると、臭さを忘れました。というか、没頭しそこなうと臭さでやられます。仕事場の雰囲気は堅苦しくなくて、もし疲れたら勝手に休憩をとってもOK。でも、皆ボランティアをしに来ているという意識があって、自分の仕事に集中していた印象があります。僕自身、最初は軽い気持ちで参加しましたが、その場の雰囲気に影響されたというか、参加したからにはしなくては、という気持ちが徐々に強くなっていました。


■骨の掘り出し作業

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