まずは、パースのゴミについての知識を深めましょう。
ゴミを知るにはまず言葉から。
中には、オーストラリア特有の呼び方をするものもあります。
各ゴミの呼び方
Household rubbish 家庭から出る一般ゴミ
Commercial and Industrial waste 商業、工業ゴミ。会社や工場から出る食物、紙等を含む。
Bulk Waste 粗大ゴミ Hazardous waste 危険ゴミ。医療品やアスベストなど。
Green waste 家庭の庭や公園などから出る木や草などのゴミ Liquid waste 液状のゴミ (下水処理の)腐敗槽から出た液体、油性の液体など。
Inert waste 砂や金属、タイヤなど、化学反応を行わないもの。 不活性廃棄物
ゴミにまつわる言葉
Abandoned vehicle 乗り捨てられた車 Landfill 埋め立て地
Asbestos アスベスト。非常に細い繊維の天然鉱物。 優れた物理特性を持ち安価なため、広く利用されてきたが、 近年、肺がんなどの悪性腫瘍を引き起こす原因物質である ことが判明。処理にも細心の注意が必要。 MRF (Materials Recovery Facility) リサイクルセンター
Cardboard ダンボール Transfer Station ゴミ処理場
Compost 有機ゴミを自然に分解し、肥料にすること。 Wheelie Bin ゴミ箱(車輪が2つ付いているもの) Mobile Garbage Binとも言う。
Kerbside 通路と車道の間にあるスペース。 ゴミ箱はこのスペースに置く。 White goods 冷蔵庫、洗濯機などの「白い」家電製品。
Worm Farming 寄生虫を使ってコンポスト(Compost)すること。 薬剤を使うよりも、出来上がった肥料は栽培に適している。
パースのゴミを数字で見る
西オーストラリア州政府機関「Waste Wise WA」の資料によると、パース市民1人につき、1年間で1.4トンのゴミ(一般廃棄物の他、工業廃棄物も含む)が出されていると発表された。西オーストラリア州最大で、州の中心部の主要自治体がメンバーとなっているゴミ処理施設タマラパークを例にとると、2001-2002年期にこの施設で処理したゴミの総量は340,422トン。各内訳は下記のようになっている。
■処理ゴミ総量に対する各自治体の割合

タマラパークでは、MRCのメンバー以外の自治体や個人のゴミも受け付けている。

■各ゴミ処理の割合
タマラパークに集められたゴミのほとんどが、埋め立て地へ運ばれる。

■過去にタマラパークに持ち込まれたゴミ量の変動
この10年間で、ゴミ量は倍以上となっている。
特に、1999−2000年は前年度より10万トン増加と、その量は年々増え続けている。

■ゴミ処理費用
タマラパークでは、個人で持ち込んだ 不用品の処分も有料で受け付けている。
かかる費用は、その種類により異なるが、いくつかの例を挙げてみた。

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