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パースエクスプレス Vol.226 2016年11月号

パースグローリー Perth Glory


Aリーグ2016−17レギュラーシーズンが開幕。全10チームが2017年4月までの全27試合を戦う。

【2016-17シーズン パースグローリー選手名鑑へ】

【Round 1】2016年10月8日
 vs Central Coast Mariners (nib Stadium) 3−3

スタジアムに詰めかけた9,501人の観客の誰しもが、グローリーにとって幸先の良いシーズンの幕開けと思ったに違いない。開始3分と27分の背番号22番、FW のAdam Taggart のゴールと35分の背番号17番、FWのDiego CastroのPKまでは。しかし、後半11分と39分にグローリーのDF陣は完璧に崩され、Central Coast Marinersに一点差まで追い上げられる。そして、2分後にMarinersに与えられたPKで一気に同点。観客からはため息が漏れ、3点ビハインドから同点に追いついたMarinersを褒めるしかない試合内容だった。

【Round 2】2016年10月16日
 vs Wellington Phoenix (nib Stadium) 2−0

負けに等しい開幕戦での引き分け試合を次節に引きずらないためにも、先制点がほしいグローリー。その嫌な流れを変えたのは、背番号14番の俊足 FW、Chris Haroldが得たPK だった。そのPKを背番号17番、FW のDiegoCastroが決めてグローリーは先制に成功する。そして後半20分、背番号 10番のMF、Nebojsa Marinkovicのシュートが豪快にゴールに突き刺さり、グローリーは2016−17シーズン初勝利を飾った。

【Round 3】2016年10月21日
 vs Melbourne City (AAMI Park) 3−2

前節で再三のチャンスをものにできなかった背番号9番のFW、Andy Keoghがこの日、ハットトリックを達成。前半7分はクロスをゴール前で合わせ、後半4分にはヘディング。そして、終了5分前には技ありのループシュートで勝ち越し弾を決め、アウェイゲームで勝利をもたらした。この試合、前半終了後、Kenny Lowe監督が審判に抗議し、退場処分。その後、2試合の出場停止処分(Round 5まで)も受けた。

【Round 4】2016年10月21日
 vs Brisbane Roar (Suncorp Stadium) 1−2

Brisbane Roar のペースで試合は進み、前半31分にRoarの背番号9番、FWのJamie Maclarenが先制点を決める。しかし後半9分、中距離のシュートを得意とするグローリーの背番号10 番、MF のNebojsa Marinkovic がミドルシュートを決める。振り出しに戻りはしたが、終始Roarが試合をコントロールし、後半20分に追加点を奪われ、グローリーはシーズン初黒星を記した。

【Round 5】2016年10月21日
 vs Western Sydney Wanderers (nib Stadium) 2−2

アウェイでのBrisbane今シーズンAリーグ唯一の日本人プレーヤーを有するWestern Sydney Wanderersを迎えての一戦。注目のその日本人プレーヤー、楠神順平はベンチスタートだった。そして、試合はなんと開始30秒でスコアボードに数字 が点滅。Wanderers の背番号10番、FWのNico Martinezが約20mのロングシュートをゴール右隅に決める。しかし、すかさず前半5分、FKからグローリーの背番号2番、DFのAlex Grantがヘディングシュートで同点とする。そして、後半6分に背番号9番のFW、Andy Keoghが追加点を挙げることに成功すると、Wanderersのベンチが動き、楠神がピッチに立つ。迎えた後半22分、Wanderersの先制点を決めたMartinezの絶妙なパスからの得点で同点とした。その後、どうしても勝ち勝ち越し点がほしいグローリーだったが、Wanderersの牙城を崩すことはできなかった。途中出場の楠神は、目立ったプレーこそなかったものの、アウェイでの勝ち点1取得へ貢献した。

◆楠神順平選手特別インタビュー◆

今シーズンからWestern Sydney Wanderersに移籍した楠神順平選手に11月6日のRound 5の試合後、お話を伺った。

インタビュー

●まず、今日の試合の感想を。
「パースへの移動距離や疲れの溜まり具合を考慮して、監督から今日はベンチスタートと言われました。最初から出たかったですが…」

●10 月の4 試合でA リーグ・オフィシャルが選ぶベスト11 に選ばれていますね。
「のようですね。個人的には調子は悪くなので…」

●オーストラリアでの生活面いかがですか?
「言葉の面で、英会話スクールに通っています。練習や試合に入ってしまえば全く問題ないですが、ピッチの外では、時々早口で話されると何を言っているのか分からないときもありますね。C大阪でもチームメートだったMitch Nichols選手が生活面でアドバイスをくれるので助かっています」

●以前グローリーに所属していた永井龍選手ともC 大阪でチームメートでしたね。
「こちらに来る前にいろいろとオーストラリアのことを聞いて、彼からもアドバイスをもらいました。今(11月6日現在)、彼はVファーレン長崎でたくさん得点を取っているので刺激になります」

●現時点での目標をお聞かせください。
「コンディションは良いですが、なかなか点が取れないので、点を取ることですね。それと、まだなかなかチームが勝ちきれていないので、勝ちきれるように頑張ります」

インタビュー

プロフィール

楠神順平(背番号14 番/ポジション:MF)
5 歳のとき横浜FC の三浦知良選手に憧れボールを蹴り始める。滋賀県立野洲高校在学中 に全国優勝を果たし同志社大学に進学後、2010 年シーズンに川崎フロンターレとプロ 契約。2013 年にセレッソ大阪、2016 年にサガン鳥栖に移籍後、2016 年7 月にオースト ラリアA リーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズへ移籍。



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