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パースエクスプレス Vol.193 2014年2月号

パースグローリー Perth Glory


リーグ戦も半分が過ぎ、上位チームは勝ち点を積み重ねる。しかし、順位を下げるグローリーは後半戦、巻き返しとなるか?! (写真:Ryo Kuramochi)

【Round 15】2014年1月17日
vs Brisbane Roar (nib Stadium) 0‐0

退場判定に乱闘寸前のピッチ内

首位Brisbane Roarをホームに迎えた連勝中のグローリーだったが、試合は思わぬ展開に。前半30分、この日2枚目のイエローカードをもらったRoarの背番号7番、Besart Berishaが退場になると、流れは一気にグローリーへ。終始猛攻を仕掛けるも、あと一歩のところでゴールできず、試合はスコアレスで終了。連勝もストップ。貴重な勝ち点を分け合うかたちとなった。試合後、グローリーのKenny Lowe監督は「今日の出来には満足している」とコメントを残し、選手たちを労った。



【Round 16】2014年1月26日
vs Western Sydney Wanderers (Pirtek Stadium) 1‐3 0

Australia Dayでのアウェイ試合となったWestern Sydney Wanderers戦。ここ3試合で2勝1分けと好調なグローリーだったが前半28分、完全に守備陣が崩され先制点を許すと、34分にもFKを直接決められ、苦しい展開を強いられる。巻き返したいグローリーは後半11分、カウンターから背番号9番のShane Smeltzが2試合ぶりとなるゴールを決め、反撃の狼煙を上げるも、27分にPKを与え万事休す。アウェイ戦での脆さを露呈するかたちとなった。一方、日本復帰の決まったWanderersの小野伸二は決定機に絡むなど存在感を示した。



【Round 17】2014年1月31日
vs Melbourne Victory (nib Stadium)1‐1

クロスを上げるDavydas Sernas選手

ここ5試合で1勝と相性の悪い相手をホームに迎えたグローリー。前半35分、ペナルティエリア内で背番号2番のJack ClisbyがPKを与えてしまうと、冷静に沈められ早くも先制を許す。しかし、ひとりの男が流れを変える。この日がAリーグデビューとなったリトアニア代表の背番号28番、Davydas Sernasが後半からピッチに立つとその3分後、ぺナルティエリアやや外からミドルシュートをゴール右隅に決めた。試合はドローに終わったが、新たな選手の登場に今後の期待が高まった。



【Round 18】2014年2月9日
vs Melbourne Heart (Lavington Sports Ground, Albury)1‐2

気温40度の中で行なわれたMelbourne Heartとの一戦。ここ3試合勝ち星のないグローリーは、前節Aリーグで初ゴールを決めたSernasが先発する。暑さのためか選手の動きは鈍く、前半はスコアレスで折り返すが後半5分、コーナーキックから背番号24番、Patrick Kisnorboがヘディングで合わせHeartが均衡を破る。最下位のチーム相手に取りこぼしの許されないグローリーは27分、コーナーキックのこぼれ球を14番のSteven McGarryが押し込み同点とするが、36分に突き放されそのまま試合終了。グローリーはこれで4試合勝ち星が無く、順位も8位に後退した。




背番号9番 セレッソ大阪の永井龍選手始動

 元パース・グローリー所属で、レンタル移籍期間が終了し、移籍元のセレッソ大阪に復帰した永井龍選手。1月11日の夜の便でパースを後にしたが、パースの空港で本誌記者に一言「目標は実現させます」と言い残し、出国ゲートへと姿を消した。
 1月14日、セレッソ大阪は永井選手の復帰を正式に発表した。そして、永井選手のコメントも合わせて紹介している。「世界一好きなクラブに戻って来られたことは、本当に幸せです。オーストラリアでの一年半近くの経験をセレッソで結果として残せるように、毎日の練習から努力していきます」
 1月20日よりセレッソ大阪は2014年のシーズンを始動させ、永井選手の姿はそこにあった。背番号は9番。始動記者会見では、「この番号を着けられることを本当にうれしく思っているので、また一からがんばりたいと思います」と挨拶した。
 タイでの開催を予定していた第1次キャンプが沖縄へと代わり、キャンプ中にはウルグアイ代表のディエゴ・フォルラン選手の移籍が報じられる中、2月1日に行われたキャンプ地での練習試合で永井選手はハットトリックを決めている。そして、4日に行われた2戦目でもゴールを決め、2試合連続の得点を記録し、アジア・チャンピオンズリーグやJリーグ開幕へ順調な仕上がりを見せている。

【2013‐14シーズンの永井龍選手の戦績まとめ】

パース・グローリーで主力選手として活躍した2013-14シーズンの永井選手の戦績を紹介する。 (パースエクスプレス調べ)

  • 2013年10月13日(Round 1)
     対 Adelaide United 1‐3 先発フル出場/前半11分に得点を記録。
  • 2013年10月20日(Round 2)
     対 Newcastle Jets 0‐0 けがのため遠征にも帯同せず。
  • 2013年10月27日(Round 3)
     対 Melbourne Heart 1‐0  先発出場/後半31分に交替。
  • 2013年11月2日(Round 4)
     対 Sydney FC 1‐0 先発出場/後半25分に交替。
  • 2013年11月9日(Round 5)
     対 Wellington Phoenix 1‐1 先発出場/後半38分に交替/前半29分に得点を記録。
  • 2013年11月16日(Round 6)
     対 Adelaide United 1‐1 先発フル出場/マン・オブ・ザ・マッチ受賞。
  • 2013年11月23日(Round 7)
     対 Central Coast Mariners 1‐2 先発出場/後半19分に交替。
  • 2013年11月30日(Round 8)
     対 Brisbane Roar 0‐1 先発フル出場。
  • 2013年12月6日(Round 9)
     対 Wellington Phoenix 4‐2 けがのためベンチ外。
  • 2013年12月13日(Round 10)
     対 Melbourne Victory 0‐2 先発フル出場。
  • 2013年12月22日(Round 11)
     対 Adelaide United 0‐0 先発出場/後半29分にケガで交替。
  • 2013年12月31日(Round 12)
     対 Central Coast Mariners 1‐2 ケガのためベンチ外。
  • 2014年1月4日(Round 13)
     対 Newcastle Jets 1‐0 ケガのためベンチ外。
  • 2014年1月10日(Round 14)
     対 Melbourne Heart 3‐0 ケガのためベンチ外。
  • 14試合中9試合出場。スタメン出場は9試合。
    プレー時間は727分。2得点を記録。



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