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パースエクスプレス Vol.220 2016年5月号

パースグローリー Perth Glory


Aリーグ2015−16ファイナルシリーズ進出の6チームが出揃った。そして、最も高い頂きに手をかけたのはどこのチームだったのだろうか!?


【Elimination Finals Game 2】2016年4月17日
 vs Melbourne City (AAMI Park) 0−2

リーグ後半戦12試合で10勝と見事なラストスパートをみせたグローリーは、レギュラーシーズン5位となり、同4位のMelbourne CityとアウェイでSemi Final進出かけて戦った。前回のグローリーのファイナルシリーズ進出は、2012−13シーズン(リーグ6位)で、Elimination Finals Game 1でMelbourne Victoryと戦い、永井龍(現:V・ファーレン長崎)が得点を決めるなど、まだ記憶に新しい。3シーズンぶりのファイナルシリーズとなるグローリーは前節(Round 27)、けがの影響でベンチ外だった背番号17番のDiego Castroと背番号14番のChris Haroldがスターティングメンバーに戻り、満を持しての戦いとなった。一方、今シーズンの最多得点とアシストの両選手を要するCityは、開始早々からグローリー陣営で試合を組み立てる。そして前半40分、その最多ペアーによって得点が生まれる。最多アシストの背番号8番、オーストラリア代表のAaron MooyのCKを、最多得点の背番号23番、ウルグアイ人のBruno Fornaroliがオーバーヘッドキックで先制する。オーストラリア代表でAリーグ屈指のDF、グローリーのキャプテン背番号19番、Joshua Risdonの目の前に高く上がったFornaroliの足にボールがミートし、無常にもボールはゴールネットを揺らした。この日、グローリーの後半戦の快進撃を支えたCastroと、背番号9番のストライカー、Andrew Keoghに全く良いところが見られず、相手DFの固い守りでことごとく攻撃を封じ込められた。そして後半31分、ゴールまで約20mのところからのFKをまたしてもFornaroliに決められる。反撃の狼煙を上げたいグローリーだったが、この日のグローリーには2点を返すだけの力はなかった。そして、終了のホイッスルとともに、グローリーの2015−16シーズンは終わった。



悲願の優勝には手が届かなかったが、ファイナルシリーズには出場を果たす。

2015年10月8日に開幕したAリーグ2015−16シーズン。グローリーにとっては昨シーズンの汚名を晴らすべく好スタートを切りたかったところだが、開幕から9試合目でとうとう最下位まで順位を下げた。浮上のきっかけをつかみたいグローリーは、シーズン途中の移籍期間で戦力補充を積極的に行う。それが功を奏し、Round 16から10勝2敗の好成績でシーズンを締めくくった。個々のプレーヤーでは、今シーズンのグローリー得点王に輝いた背番号17番のスペイン人、マーキープレーヤーのDiego Castro、途中からゲームキャプテンを任された豪州代表の背番号19番、Joshua Risdon、昨シーズンも在籍し、今季は途中から加入した背番号9番のAndrew Keoghは、後半戦の追い上げに大きく貢献した。




リーグ戦最終順位上位6チームで競うファイナルシリーズ。昨シーズン、グローリーは選手給与規定違反のためファイナルシリーズ出場権剥奪の降格命令を受け、出場には至らなかったが、今シーズンは5位として出場。しかし、初戦のElimination Finalsにてリーグ4位のMelbourne Cityに惜敗。その後、Semi Finalsの4チームの争いになるも、リーグ戦の順位のまま、5月1日に行われたGrand Finalにはリーグ1位のAdelaide Unitedと2位のWestern Sydney Wanderersとの対戦となった。どちらが勝ってもファイナルシリーズ悲願のチャンピオンとなるが、勝利の女神はAdelaide Unitedに微笑んだ。




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