Vol..118/2007/11
「新たな恐怖がビルマを覆う」

 ビルマの旧首都ラングーン(ヤンゴン)に敷かれていた夜間外出禁止令(21時−5時)は10月2日、2時間緩和された。これで人びとの緊張は一気にほぐれたようだ。姿を消していた夜間の路上屋台も一斉に戻ってきた。10日には、午後の4時間だけだが、一般市民が使うインターネットカフェが再開した。もっとも、午後4時にはこれまで通り、ラングーンの中心街を除いてほとんどの商店がシャッターを下ろし、働いていた人たちは家路を急ぐ。暗くなるとバスの本数が極端に少なくなるため、乗り遅れると大変なことになるからだ。

 
路上の喫茶店では一杯約200円のコーヒーも、エアコンがきいて衛星放送の流れる店では550円〜600円ほどする。デモの様子が流れている店内テレビに見入るビルマ市民。

   


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