約1ヶ月半前に「デジカメ」と人間の身体性のことについて書き始めた。行数のこともあり、切りのよいところで止めたら、肝心の結論部分を忘れてしまった。これは面白い内容だから決して忘れないだろうと思っていたが、ホント甘かった。何が書きたかったのかさっぱり思い出すことができない。なにやら中途半端のまま、宙ぶらりんになっている。この数日、その続きの部分を必死で思い出そうとしているのだが、どうも思い浮かばない。人間の思いつきなんて(自分だけかも知れないが)、それほどたいしたモノではないようだ。なにやら歯がゆい思いをしている。
さて、どうしたものか。
困った。
|
|
|
橋を渡る。一歩一歩、自分の足下を確認しながら進む。
竹を踏む足の裏の感覚が直接脳ミソに伝わる。 |
ずっと考えていても仕方ない。とりあえずこの間、取材で経験したことを書いてみる−久しぶりに山の中に入っていた。それも34日間、ずっと毎日、ジャングルの中を歩き続けていた。歩いた距離は、約262マイルくらい。キロ(㎞)に直すと、420㎞にも達する。日本での不摂生と運動不足がたたり、平地でも毎日歩くのはしんどいのに、さすがに山道の急な上り下りはつらかった。さらに、ビルマは今、乾期。
|