外国でよく目にして、現在の日本では、ほとんど目にすることのない光景がある。 それは何か、物乞いの姿である。 彼ら彼女達の姿は、ビルマに限らず、いわゆる途上国一般に存在している。いや、まして世界で一番金持ちの国、米国でも多くお目にかかるのだ。いわゆる先進国では「路上生活者」として一つにくくられ、競争社会からの脱落した、あるいは降りた人として見られることが多い。