ところが、アフガニスタン、ベトナム、カンボジア、ビルマ国内で紛争が続き、さらに湾岸戦争が起こる。その実現化は困難とされていた。しかし、アジア地域に平和が訪れ、各国間で貿易や観光などの経済的な結びつきが深まるにつれ、「アジアハイウエイ」が見直されるようになってきた。
2004年4月、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)主導でアジアの25カ国が政府間協定に調印し、アジアからヨーロッパ32カ国を結ぶ「シルクロード」は息を吹き返した。日本は、この「アジアハイウエイ」計画を推進するため、年間約10〜15万ドル程度を継続して負担している。その「アジアハイウェイ」の中で、長年閉ざされていた地域がビルマ国内にあった。そのアジアハイウェイの今を見た。
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