Vol..152/2010/9
「書くことと自然の癒し」

 実際、自分で意味不明のことを書きながら、いったい次はどういう展開になるのだろうか、この続きはどうなるのだろうか、さてこの展開で、結論をどういうふうに「落とす」のだろうか、と不安ながらもワクワクすることがある。
 自分の知っているごくごく狭い範囲の事柄を知ったかぶりして書くのは、子どものすることである。子どもは、自分が知っていることを確認することで満足なのである。が、自分の知らないことをどのようにして知っていくのか、その手がかりをどのようにして得ていくのか、試行錯誤はありながらもそれを体得していくのが、それが子どもを卒業していく一歩である(と思う)。
 が、そもそも知らないそのこと自体をどうやって知るのか。その手段さえ知らないのに。堂々めぐりに陥りながらも、それが問題なのである。
 それにはまず、何か「具体的な事例」を前にすればいいことである。まあ、知らない事例をどうやって知る、という問題があるが、とりあえず何でもいいのである。つまりは、いついかなる具体例を前にしても、自分はあまり知っていないという態度で神経を研ぎ澄ませ、何かを知りたいのだという感覚のアンテナをピリリと張っておけばいいのである。

 

カンボジアの首都プノンペンのゴミ捨て場。日が昇らないうちは、働く人の姿もまだ少ない。写真だけみるとそこは美しい自然が醸し出す青紫の夜明け前でもある。その美しさに見とれることもある。
   


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