Vol..132/2009/1
「働くこと」

 「100年に一度の危機」だそうだ。確かに、昨年の8月頃から具体的にはコレだと指摘することはできないが、何やら何かが崩壊する雰囲気を感じていた。そろそろ危ないんじゃないかな、と。それはおそらく、誰もが感じていたことではないだろうか。そこで、やはりというか、米国リーマン・ブラザーズの経営破綻が起こった。
 常々思っていることだが、世の中が経済的に浮き沈みする際、その経済的な影響はフリーランスの仕事をしている我が身に即、降りかかる。不景気になると、まず最初に仕事が少なくなり、好景気になっても、その恩恵を受けるのは最後の方である(だからといって、フリーランスをやめようとは思わないけど)。
 毎年、1年の終わりにその年の、極めて個人的な10大ニュースを列挙する。その際、「今年もフリーランスの仕事を続けることができた」というのを、いつもそのリストのトップにもってくる。それは、昨年だけのことではない。年がら年中、自ら、いつも危機感を持って仕事をしているのだ。
 だがその一方、他の人から「フリーランスの生活は大変ですねぇ」と言われたとしても、もう一つピンと来ない。そんな時は必ず、「仕事は何でも大変なんですよ。それはフリーランスでも勤め人でも変わらないと思うんですが」と返すようにしている。

 
ゴミ捨て場で働きづめで疲れ切った。家に戻ると、家財道具といえば、ゆっくり眠ることのできるベッドだけ。ゴミ捨て場での労働が生活の糧を得る手段である(フィリピン)。
 


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