2018-19シーズンのリーグチャンピオン、グローリーの新シーズンが始まった。まずは、あの赤い悪魔とフレンドリーマッチ。昨年は、イングランド・プレミアリーグのChelsea FCを迎え撃ったグローリー。今年は、“赤い悪魔”で知られる同リーグのManchester Unitedと2019年7月13日にOptus Stadiumにて、50,209人の観客を集めてフレンドリーマッチが行われた。
“赤い悪魔”が降臨”
Manchester United vs Perth Glory
前半から絶対的な主導権を掌握して攻撃を仕掛けるManchester United。ただ、シュートが枠に飛ばず、スコアレスで前半終了。後半は全11選手を入れ替え、背番号6番のPaul Pogba、背番号8番のJuan Mata、背番号10番のMarcus Rashfordらが筆頭に怒涛の攻撃を仕掛け、試合は2対0でManchester Unitedが勝利。グローリーのシュートはなんと90分間でゼロ本だったが、得点差以上の力の差は歴然だった。
この日は赤一色でスタジアムがコーディネートされた。
Manchester Unitedのスターティング・イレブン。
迎え撃つグローリーのスターティング・イレブン。
後半開始からピッチに立った背番号6番のPaul Pogbaの存在感は際立っていた。
試合後の記者会見に臨むManchester Unitedの監督、Ole Gunnar Solskjaer。選手以上にファンからの歓声を受けていた。
グローリーの監督、Tony Popovic。昨年に続き、イングランド・プレミアリーグの名門チームとの対戦に西豪州政府へ感謝の意も述べた。
この日の後半はキャプテンも務めた背番号8番のJuan Mata。ミックスゾーンで快くインタビューに応える。
ミックスゾーンに姿を現す背番号9番のRomelu Lukaku。この日は怪我を理由に試合出場はなかったが、8月8日にイタリアのInter Milanに移籍を果たす。
インタビューに応えるグローリー背番号88番のNeil Kilkenny。この日の2失点に共に絡んでしまい悔しい思いを口にしたが、新シーズンへの抱負も語った。
7月17日の水曜日、平日にも関わらず、週末の対グローリー戦よりも多くの観客(55,274人)が見守る中、Manchester United対Leeds Unitedの試合が行われた。観客数から地元チームとの対戦より、本場イングランドチームの対戦試合の方がパースのサッカーファンにとっては魅力的だったということになるが、パースのサッカー熱は確実に向上している表れだろう。試合は、4-0でManchester Unitedの圧勝だった。