最終RoundまでもつれたAリーグ2017-18シーズン。リーグ上位6チームに与えれれるファイナルシリーズ進出チームにグローリーは食い込めたのか?!
Round 27
: 2018年4月14日
: vs Brisbane Roar (nib Studium) 2-3
勝たなければグローリーの2017-18シーズンは終わる。勝ったとしても、翌日のAdelaide UnitedとWestern Sydney Wonderersの試合結果次第ではファイナルシリーズへの道は閉ざされる。対戦相手のBrisbane Roarも同じ状況だった。共に勝ち点32で、得失点差がRoarは-8、グローリーが-12。試合前の順位が7位のRoarに対して8位のグローリー。試合序盤は一進一退。共に今シーズンの総力を上げた試合に、選手同士のコンタクトも最初からヒートアップ。それが裏目に出たか、18分に背番号8番のXavier Torresが負傷交代。暗雲が立ち込めたかと思いきや、グローリーがラッキーな得点で先制する。背番号33番のGK、Liam ReddyのゴールキックのボールにRoarのDFとGKが同時に反応。そのコミュニケーション不足を突き、ヘディングで中途半端にカットされたボールを背番号22番のAdam Taggartが無人のゴールに蹴り込んだ。しかし、27分に途中交代の背番号33番、HenriqueがFKからのルーズボールをコース狙って、同点弾を決める。試合は振り出しに戻り、グローリーの奮起が期待されるもRoarは攻め続ける。そして、40分に背番号7番のThomas Kristensenがシュートを決め、逆転に成功するRoar。迎えた後半7分、Roarはシンプルな形で追加点を奪う。スローインから背番号9番のMassiomo Maccarone、そしてHenriqueへ。HenriqueはGKの位置を確認して、この日2点目を決める。後がなくなったグローリー。背番号17番のDiego Castroへのファールを機に、両チームつかみ合いに。その後、グローリーベンチが動く。背番号14番のChris Haroldと背番号20番のJake Brimmerが後半25分に投入される。そして、グローリーにチャンスが。相手GKが背番号9番のAndrew Keoghを倒したとしてグローリーにPKが与えられた。キッカーはCastro。しかし、蹴られたボールは相手GKがファインセーブ。多くのファンはため息を漏らした。ただ、なおも最後の執念を見せるグローリー。終了5分前にTaggartがヘディングシュートで一矢を報いる。しかし、最低目標の勝利を叶うことなく、終了のホイッスルが鳴った。
試合終了後、今シーズン一番のブーイングも聞かれたが、一方、Round 18ぶりに9千人以上の9,579の観客は、選手へ今シーズンのハードワークを労うかの拍手も送った。
2017-18シーズン Aリーグ
Grand Final
2018年5月5日 Newcastle Jets vs Melbourne Victory 0-1
レギュラーシーズン4位のMelbourne Victoryがリーグ最多の4度目のチャンピオン
次回予告
本誌来号では、『2017-18 Aリーグレギュラーシーズン』や『2017-18 Aリーグファイナルシリーズ』の結果をお届けします。
<パースグローリー最新ニュース>
グローリーのKenny Lowe監督が成績不振で解任
リーグ最終戦から6日後の4月20日、グローリーのKenny Lowe監督の解任が報じられた。今回のリーグ8位、ファイナルシリーズ不出場の結果が、最大の要因だと思われる。4年半の任期中、FFA Cupの2度の決勝進出(共に準優勝)や2回のファイナルシリーズ進出といった戦績を残した。
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