Q
2019年4月にオーストラリアのワーキングホリデービザを取得しました。2019年9月に旅行でオーストラリアに行くために観光ビザも取得しました。2重ビザになってしまいますが、ワーキングホリデーのビザは有効でしょうか？ エージェントに相談したところビザは「上書き保存されるからワーキングホリデービザはなくなったかも」と言われてしまいました。 オーストラリア留学は2019年12月に行く予定でした。どんなに調べてもわからないので、どうかお力をお貸しください。
A
オーストラリアのビザは2重になることはなく、新しくビザを取得すると以前取得したビザはキャンセルされます。ワーキングホリデービザがあるのにも関わらず、観光ビザを取得してしまった理由がわかりませんが、エージェントさんがおっしゃった通り、ワーキングホリデービザはキャンセルされて無くなってしまったと思われます。
現在の自分のビザの状況を知りたい場合には、移民局のホームページの中にある「Check Conditions Online（VEVO）」にアクセスします（https://bit.ly/2FLtfVp）。今回は自分のビザを検索するのでページの真ん中あたりにある「Visa Holders」というカテゴリーがある「Check your visa details and conditions」をクリックすると右記のページにジャンプします。https://online.immi.gov.au/evo/firstParty?actionType=query Document
そこで、「Type」の「Passport」を選択すると次ページが開きます。観光ビザを取得した時に受け取っている「Visa grant number」の他、生年月日、パスポート番号などを入力すれば自分のビザの種類、期限、コンディションが確認できます。もし、データがマッチしなければ、ワーキングホリデーを取得した時に受け取った「Visa grant number」でも試してみてください。
2019年12月から留学する予定でしたら、学生ビザを取得することになるのでワーキングホリデービザは不要だと思われます。ですが、もしも2019年4月にワーキングホリデービザを取得してから2019年9月に観光ビザを取得するまでにオーストラリアに入国していなければ、ワーキングホリデービザを再申請できる可能性はあります。キャンセルになったビザを復活するのではなく、改めて申請し直すということです。ワーキングホリデービザが申請できないのは、ワーキングホリデービザを持ってオーストラリアに入国、またはワーキングホリデービザホルダーとしてオーストラリアに滞在したことがある場合です。その他の要件を満たす場合には、検討の余地があると思われます。
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件名：ビザと移住係
鈴木 竜一郎
Japan Australia Settlements代表
1987年、 早稲田大学商学部卒業。 2000年にカーティン工科大学MBA卒業後、 2001年にエディスコーワン大学会計学修士卒業。
□ 登録税務代理人：25479352
□ 登録移民申請代理人： MARN 1173457
□ ファイナンシャルアドバイザー（AFP）