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【パースエクスプレス・マガジン】パースで『日本の教育の現状と発達障害 』講演会開催

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多岐に渡り活躍している増田健太郎氏自身の3回目のパース研修にあたり、過去2回の渡航の際にもパース在住の多くの日本人から相談を受けていることから、在パースの日本語医療センターの千綿真美さんが増田氏の講演会実施をオーガナイズし、9月19日に日本国総領事公邸で実現させた。
 
情報/文提供:日本語医療センター
 

多くの人が講演会に参加し、注意深く聞き入った。
 

自身のパースでの経験も踏まえ講演を行った増田健太郎氏。
 
今回行われた講演会では、近年の日本での幼児教育無償化、小学校低学年からの英語教育の本格的開始、小中一貫教育、中高一貫教育、2020年度からの大学入学共通テストの変更などを始め、不登校やいじめ、教師の疲弊などの教育現場の問題点、また学習障害やADHD、自閉症スペクトラムなどの発達障害についてなど様々なトピックで行われた。質疑応答を含めた2時間だったが、増田氏の気さくな人柄、多くの冗談を交えながらの講演内容で和やかな雰囲気で終始した。
 

【今回の講演会のオーガナイザーの千綿さんより感想を伺った。】

 

今回の講演会をオーガナイズした千綿真美さん。
 
「今回この講演会を始め、個人面談や教師相談会、企業研修など増田教授の研修に同行させて頂き、本当に勉強になりました。教授がよく言っていることで心に残ったのは『とにかく子どものやる気を失わせないこと、あまりに押さえつけて無理強いすると子どもはやる気をなくしてしまい、何も吸収しなくなる。失ったやる気を取り戻させるのは大変だ。できた時にはさりげなく褒めてあげること、それが些細なことでも子どもをポジティブな気持ちにさせることで、子どもは良い方向に成長していく』です。そして、もう一つ印象に残ったのはこちら(下写真参照)の絵。この絵は、ドイツのユーモア雑誌“Fliegende Blatter”の1892年10月23日号に掲載されたもので“ウサギアヒル錯視”として知られるものです。オーストリアの哲学者、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが異なった視点でものの見え方が変わることを説明するのに使用したことで有名となりました。この絵を皆さんに見せて教授がお話されましたが、これがウサギに見える人もいれば、アヒルに見える人もいます。人によって物事の見方は違うということ、これは自閉症スペクトラムなどの発達障害を持つ子どものみならず、子どもから大人まで全ての人に当てはまります。人によって物事の見方が違うということ、自分が他の人を見る時にも違う側面があるということを表しています。自分にはそう思えるけど、あの人にとってはそうなんだ、という考え方ができる寛容さを持つことが大切だということだなと考えさせられました」
 

ドイツの雑誌『Fliegende Blatter』の1892年10月23日号に掲載された『ウサギアヒル錯視』。

【増田 健太郎(ますだ けんたろう)】
現 九州大学大学院人間環境学研究院 臨床心理士、公認心理師養成大学院 教授、公認心理師、臨床心理士、教育学博士。大学院での学生の指導に加え、院外では九州大学総合臨床心理センター長、福岡県いじめ問題対策委員会副会長、不妊カウンセラー協会理事を始めいくつかの企業や幼稚園などのアドバイザーも務め多岐に渡り活躍。
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