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【パースエクスプレス・マガジン】第174回 「このままずっとお客さんの前で歌い続けたい」 楠瀬 公一さんのある日

今月の人

楠瀬 公一(くすのせ こういち) さん 49歳

 
日本で高校生の時にバンドを組んだ。それが最初だった。高校卒業後、パースに移住し、そのまま音楽を続けた楠瀬さん。現在、オーストラリア人シンガーソングライターとデュオで曲を作ってレコーディングし、その曲のミュージックビデオを制作。制作した動画をYouTubeなどにアップしている。また、4人のオーストラリア人ミュージシャンとバンドを組み、定期的にコンサートに出演して、リードボーカルとしてステージに立つ。「ジャンルは固定していませんが、基本的にはロックの曲が多いですね。コンサート中に自分たちの演奏でお客さんたちが踊り出すのは、さすがに嬉しいですね」と話す楠瀬さんの一日を紹介します。

 


7:30 am

 

起床後にコーヒーを飲みながら読書を楽しむ楠瀬さん。
 


9:00 am

 

パースに来た当初からの付き合いで、一緒に曲やミュージックビデオを制作しているオーストラリア人シンガーソングライターと。制作したビデオはYouTube(チャンネル名は「Made to Ramble」)などにアップしている。
 


11:00 am

 

近所のビーチを散歩する楠瀬さん。この時間に曲が生まれることもあるとか。
 


12:00 pm

 

カフェでランチをとり、リラックスした時間を過ごす。
 


2:00 pm

 

サウンドチェックなどバンドメンバーとリハーサルを行う。バンド名は「Hazy Recollection」。オーストラリア人ミュージシャン4名とリードボーカルの楠瀬さんの5人でバンドを組む。
 


6:00 pm

 

コンサートの前に会場併設のパブでビールを飲む楠瀬さん。「日本にいる頃から世界的にも名を馳せたオーストラリア出身の“AC/DC”というロックバンドが好きでした。ボーカルのボン・スコットがフリーマントルで少年時代を過ごしたのは有名ですが、その“AC/DC”の曲をオーストラリア人の観客の前で歌うのが夢でした。それが数年前、しかもオーストラリア建国記念日に実現できたのは嬉しかったですね」と語る楠瀬さん。
 


8:00 pm

 

コンサートで演奏する場所は多岐に渡る。フェスティバルやイベントはもちろん、コーポレートのパーティやウェディングでの演奏依頼も受ける。

この日はフェスティバルに招待され、約30曲を熱唱した。

終演後に観客に一礼するメンバーたち。


8:00 pm

 

コンサートの打ち上げでメンバーのみんなと大好きなビールを飲む楠瀬さん。「コンサートごとにお客さんのリアクションは毎回違いますが、そのお客さんとの係わりが音楽をやっていて本当に楽しいですね。11月にフリーマントルでコンサートがあります。ぜひ日本人の方にも聞きに来て頂きたいですね。個人的には、このままずっとお客さんの前で歌い続けたいと思っています」と話す楠瀬さんの一日でした。







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