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【パースエクスプレス・マガジン】第124回「世の中うまくできている」「これ、マジの話」ほか

月刊誌『パースエクスプレス』の人気連載コーナー。一般読者からの「主張したい」「心に秘めている」「吐露したい」投稿を連載しています。

今号は、前号の投稿への投稿を含めて3名の投稿者からです。

「世の中うまくできている」

やらなければ始まらないし、一生懸命やらなければ結果は出ない。勉強しなければバカになるし、練習しなければ下手くそになる。美味しくなければ食べられないし、面白くなければ売れない。
 
実は全部つながっている。「こうしない」と「こうならない」といった感じ。だから、“後ろ”の「こうならない」方を無理やり曲げても良いことない。だって“前”の方ができてないんだもん。
「彼女がいない」って?それは、「彼女作り」をサボってるから。「お金がない」って?それは、「お金作り」をサボってるから。「幸せじゃない」って?それは、「幸せになろうとすること」をサボっているから。全部、“前”の方をサボってるから。要は、“前”と“後ろ”のつながりを無視している、ということ。
 
そこで、本題。世の中って、“前”と“後ろ”の2つだけでできているわけではなくて、時には2(“前”と“後ろ”)+2(“前”と“後ろ”)の4つ(“前”と“後ろ”+“前”と“後ろ”)でできている時もあれば、2+2+2の6つでできているときもある。もちろん、それ以上のときも。「今日はみんな、うまくいったなぁ~」という時、ない?それは、2の“前”ともうひとつの2の“前”がちゃんとできていて、その“後ろ”の2がちゃんと合わさったから。
 
まぁ、そういうこと。ちょっと胡散臭い宗教っぽい話になっちゃったけど、「世の中うまくできている」って、よく失敗したときに使う言葉だけど、ちゃんと“前”と“後ろ”のつながりができていなかったから、そうなっちゃったということだね。繰り返すけど、“後ろ”を自分勝手に無理やり変えては駄目。だって、“後ろ”→「売れない」ということは、“前”→「面白くない」ということなんだもん。ならば、無理やり「売ろう」としないで、「面白くない」ものを「面白く」すればいい。つながりは大切!

<投稿者>豪移住 44歳 男性

 
 

「これ、マジの話」

俺、このコーナーが好きです。でも、文章を書くのが下手だから、友達が代わりに書いてくれています。
 
これ、マジの話。去年の12月27日。朝、車でバイトに向かう最中、坂の上で信号待ちをしていたら、前の車に追突。俺の車、マニュアル。一瞬、ブレーキパットの上に乗っけていた足の圧が緩まったんだと思う。ギヤはニュートラルだったし。
 
その後、路肩に寄って。ぶつけられた前の車の運転手が降りてきて、自分の車のバンパーを見るなり、「Do not worry」って言って、行ってしまった。“えっ、こんなことあるの?”と思いつつも、心臓がバクバクで「Sorry」とだけしか言葉が出なかった。
 
お昼のバイトが終わって、一回家に帰る途中、警察に車を停められた。“ヤベ、バイト先で仕事終わりにビール飲んだんだ”と思って、いろいろなことを覚悟していたら、「Where did you come from?」って聞かれて「Finish work and from restaurant」と言ったら、何か難しい英語でべらべら喋られて、器械に向かって息を吐いて、最後に「Drive carefully」とか言って、行っちゃった。
 
オーストラリアではビール一本ぐらいだったら飲んで運転してもOKということを後で知ったけど、あの時はマジでビビった。
 
家に帰っていつもの駐車場には他のシェアメイトの車が停まっていたから、自分は外の路肩に停めた。仮眠とってからディナーのバイトへ行こうとした時、自分と同じように路肩に縦列で停めていた自分の後ろの車の窓ガラスが割られていた。自分の車は大丈夫だった。“これってラッキーと思っていいのかな”と思いつつも、バイトへ行った。
 
その日は、バイト上がりにバイト友達とクラブに遊びに行った。車はノースブリッジの路上に停めてたんだけど、遊んだ後、車に戻ると俺の横に停めていた車が車上荒らしにあっていた。近くにいた運転手が力尽きながらそう話してきた。いつもは持ち歩かないパソコンをその時はたまたま車の中に入れておいて飯を食いに行き、そのすきにパソコンを取られてしまったようだ。
 
こんなことが一日で起こったんだけど、これマジな話です。

<投稿者>OMG 21歳 男性

 
 

「『教えて下さい(vol.264/第123回)』さんの投稿を読んで」

パースエクスプレスをいつも楽しく読ませてもらっています。“教えて下さい(vol.264/第123回)”さんの投稿を読んでどうしても投稿したくなりました。初投稿です。自分の親と似たような年齢だからでしょうか。
 
私はオーストラリアにワーキングホリデーで来て、今の旦那に会いました。16年前のことです。結婚して12年になります。子供も1人、とても幸せに暮らしています。私の親もパースには4回程来てくれました。家を買った時、子どもが生まれた時、そして子どもがもう少し大きくなった時と。そして、もう長いフライトは体にこたえるということで、残念ながらパースに来ることはないだろうと言われました。
 
娘さんの旦那さんとの関係はお母さんが既に疑問に思われているようにおかしいと思います。国際結婚という概念は持たない方が良いかと思います。相手が外国人だろうが日本人だろうが、結婚自体には変わりません。まず定職についてないとか長続きしないということはオージーだからということではなく、彼本人に問題があるのでしょうね。確かに怠け者で働かない、または仕事を転々と変えるオージーもいないわけではないのでしょうが、それは日本でも一緒でしょうね。しっかりとしたキャリアや自分の信念があって転職するというなら別ですが。私の旦那は働き者です。大卒でもないし、決して頭がよい人ではないですが、一生懸命真面目に同じ仕事場で長いこと働いています。そして、日本人のように時間厳守です。病欠もとりません。少しくらい体調が悪くても頑張って仕事に行く人です。
 
子育てについてですが、私の旦那は子どもとほんとによく遊んでくれます。そしてスキンシップも私よりもずっと上手だし、常にlove youを連発します。私には中々真似できませんが、いいなと思います。感情を伝えるのが上手だといつも思います。そして男の子なので、スポーツアクティビティはいつも彼が連れて行ってくれるし、週末は必ず遊びにつれて行ってくれます。なので私は主に家事、料理担当です。お互いに得意な分野を担当しているので、満足です。
 
3つ目の疑問、よく外出して娘さんもどこにいくか知らないというのはおかしいと思います。一日に何度外出しようがそれは人それぞれですが、普通はどこに行くか伝えますよね。夫婦間に限らず子どもだって出かける時は、行先を伝えるのが当たり前だと思いますが。
 
中野さんから見て何かがおかしいと思うというのは、恐らく何かが上手く行ってないのでしょうね。または、それが2人にとっては本当に普通なのかもしれませんが。率直に2人の関係が何かおかしいと感じていること、娘さんが幸せそうに見えないことを伝えてみてはどうでしょうか?それでも娘さんが何も問題ないと言うのであれば、何か気になる事、心配事があったらいつでも言ってね、いつでも相談にのるし、サポートするからという気持ちだけ伝えておけばどうでしょうか?こんな考えの人もいるという事で投稿させて頂きました。

<投稿者>とら 45歳 女性

 


 

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