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パースエクスプレスVol.159 2011年4月号

●「忘れないためにも積極的に行動したい」 中島 琢さんのある日
いろいろな所に行き、いろいろな人に会って、自分の“ものさし”の幅を広げたいと思ってきた。そのためには、コミュニケーションの手段である英語を話せるようになりたい、そう思い、2010年4月にワーキングホリデーでパースに来た中島さん。ワーキングホリデー・セカンドビザ取得のため郊外にてファームの仕事を経験した後、食品卸売会社の配達の仕事に就く。そして1ヶ月が過ぎようとしていた3月11日、日本で東北地方太平洋沖地震が起こった。「自分に何ができるか」を自問しながら、震災の復興支援チャリティ・イベントのボランティア・スタッフとして義援活動に参加した中島さんの1日を紹介します。

中島 琢さん
(なかじま たく)
25歳


7:00am
シェアオーナーとは音楽や映画の趣味が合い、会話も弾む。英語の勉強にもなり、文化交流の場としても有意義な時間となる。
8:00am
3月11日の地震後、すぐさまインターネット等で可能な限り情報収集し、“自分にできること”を考え続けてきた。「今はとにかく体を動かし、できることをやろう」と心に決める中島さん。チャリティ・イベント会場の設営に取り掛かる。

9:30am
運営側の方から指示を受ける。
11:00 am
知人のオーストラリア人が募金をしてくれ、感謝の意を伝える中島さん。