1995年の阪神・淡路大震災で全てを失った。日中は復興に身を投じ、日が暮れてからは割烹料理店で皿を洗った。父親が経営していた寿司屋も地震で失ったが、父親の作る寿司をパックに詰めて売ることもした。幼少の頃からその父親の背中を見てきたこともあり、自然と料理の世界に入った筒井さん。昔ながらの修行で年月を費やし、板に向かう姿勢を学ぶ。日本料理の料理人として厨房で約15年過ごした後、寿司職人として海外での就職口の話が舞い込んできた。勤務地のゴールドコーストでは約3年、その後はマレーシアで1年弱、寿司を握った。そしてこの度、パースで和食の料理人として迎え入れられた筒井さんの1日を紹介します。 |
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