どこの国でも常識・ルールがあるように、オーストラリアにも特有のルールがあります。こんなに厳しいの〜?!というものから、ぜひ見習いたいもの、ユニークなものまで様々です。国、州、サバーブ(地区)ごとに定められている法規が異なり、州ごとに、または住んでいる地区によって、反則金の規定も違うため注意が必要です。ここでは、そのルールの一部を紹介します。日本とは違うオーストラリア特有のルールは、是非覚えておきたいですね。
 

喫煙者は要注意
タバコやゴミの投げ捨て、公共施設やレストランでの喫煙や屋外での飲酒もすべて罰金となり、厳しく取り締まられています。ワインやビールの瓶を持ち歩いていると、飲酒と間違われ警察官に呼びとめられることにも…。

ヒッチハイクは違法
ヒッチハイクをすることも、ヒッチハイカーを乗せることも法律で禁止されています。実際、過去に日本人旅行者が車を運転中、ヒッチハイカーを乗せてあげ、その後両者の間で口論が発生し、ヒッチハイカーに刺されてしまったという事件が発生しています。

自然、環境保護にも厳しい法律
美しい自然あふれるオーストラリアには、環境保護に関する法律が山ほどあります。海岸には犬専用のドッグビーチやフンの持ちかえり用袋の設置がされていたり、登録や首輪の義務など、非常に厳しく取り締まわれています。また犬や猫などあらゆる動物に危害を加えた場合、または餌を与えなかったりという虐待に対する動物保護の法律も定められています。
<禁止事項の例(地区によって異なる)>
ワイルドフラワーの採取・ 石や貝などを持ち帰る
さんごしょうを傷つける・ 家庭でのゴミの焼却
公共の水を使用する場合、スプリンクラーは午前9時前と午後6時以降
地区によっては、外塀(フェンス)の高さや色、素材が定められている
私有地が空き地になっている場合、そのオーナーは常にクリーンな状態を保たなければならない

選挙に投票しないと罰金
オーストラリアでは18歳以上の市民権を持つ者の投票が義務づけられています。理由なく棄権した場合は、罰金が課せられます。
荘I挙の理由なき棄権 罰金$50

  シートベルトは乗車している人の責任
個人、個人が責任を持つ、オーストラリアならではの法律。シートベルトの着用は同乗者各自の責任です。後部座席の着用も厳しく、タクシーに乗車中のシートベルトの未着用も各個人に罰則が課せられます。
車運転中の携帯電話の使用 罰金$100 減点1ポイント
赤信号無視  罰金$150 減点3ポイント
黄色信号時の交差点への侵入 罰金$100 減点3ポイント
一時停止標識無視 罰金$150 減点3ポイント
GIVE WAY標識の無視 罰金$150 減点3ポイント
緊急車両(救急車・パトカーなど)に道を譲らなかった場合  罰金$150 減点4ポイント
シートベルト未着用  罰金$150 減点3ポイント
シートベルト未着用が1歳〜16歳未満の同乗者の場合は、運転者の責任 罰金$150 減点3ポイント
シートベルト未着用が16歳以上の同乗者の場合は、同乗者本人の責任 罰金$150 減点なし

スピード違反
9km/h未満の超過  罰金$50  減点なし
9〜19km/hの超過  罰金$100 減点1ポイント
20〜29km/hの超過  罰金$150 減点3ポイント
30〜40km/hの超過  罰金$250 減点4ポイント
40km/h以上の超過  罰金$350 減点6ポイント

歩行者の信号無視も罰金
電車やバス内での飲み食いや自転車に乗る際のヘルメット着用も罰金が課せられます。
歩行者の信号無視 罰金$150
歩行者の斜め横断 罰金$50
電車への無賃乗車 罰金$50


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