|
髪質によってできる髪型とできない髪型はあるが、カットの方法である程度カバーできるようだ。オーストラリア人のヘアーセンスも全く問題なかった。そこで注意しなければならないのが、それなりの美容室を選ばないことには、その様なセンスを持った美容師がいないということ。多少料金が高めでも、髪型一つであなたの人生が変わるなら安いものである!!
|
|
何も言わずに、ただ「クールな感じに」といったお題で鏡の前に座った飯田文葉さん。全て美容師さん任せに、オーストラリア流のクールとはどんなものなのか? 髪質を念入りにチェックする、美容師のクリス氏。15年以上もの経験を持つ彼は「アジア人の髪は西洋人に比べ堅く、多いのでその点を注意してカットしています」とのこと。とかく大雑把と思われがちのオーストラリア・ヘアーカット事情だが、いざはさみが入り始めたら、なんとなんと、そんなことは全くしなかった。カットに要した時間は、約90分。とにかく細かく、そして丁寧にカットが進められていく。「髪が多く堅いということは、いかにそう見せないようにカットするかが大切。そのためには、“すく”を効果的に使う必要があるでしょうね」とクリス氏。カットも終盤を迎えたところ、なにやらはさみで頭を撫ぜたり、突っついたりし始めた。しかしこれが彼の得意とする“すく”ためのカットで、はさみを滑らしながらカットする「スライディングカット」やはさみの先で髪の毛をつまみながらカットする「ポイントチョッピングカット」を披露。「技あり!!」といった感じだった。
耳の後ろから襟足にかけての軽さが印象的なカット。首の線をきれいに見せる。
|
美容師さん達もお客さんの完成後のヘアスタイルもみんなすっごくオシャレ!絶対センスある美容院だと思いました。$700ドルもするハサミを操るクリスさんの丁寧で完璧な技術に見とれちゃいました。驚きと感動の仕上りに大満足です。 |
読者モデル:飯田文葉さん
協力:HOUSE OF ERNEST(Perth) |
|
|