第19回「シンガポール料理」

筆者が世界を“食べ歩いた”料理の19カ国目は「シンガポール料理」です。多民族国家のシンガポールでは、中国南部、インド、マレー、イスラムなど様々なタイプの料理の影響を受けた食文化があります。

トロピカルなカヤ・ジャムをたっぷりのバターがのったトーストに塗り、ゆで卵と紅茶・コーヒーで、シンガポールの定番朝食の完成です！

料理の素材

■グラメラカ（Guka Melaka／★を参照）
■パンダンリーフ
（Pandan Leaf／★を参照）
■卵（卵黄のみ）
■ココナツミルク
■食パン　■バター

1. ボウルに卵黄を入れ、かき混ぜながら、細かく切ったグラメラカをを少しずつ加えます。
2. 1.にココナツミルク、パンダンリーフを加え、混ぜます。
3. 二重鍋の下の鍋に水を張り、沸かします。そして、上の鍋に2.を注ぎ、弱火で火にかけながら5分ごとにかき混ぜます。
4. 3.の液体が茶色に色づきとろっとしてきたら、パンダンリーフを取り除き、カスタードクリームのような質感になったら室温で冷まし、できあがりです！（食パンをトースト後、厚く切ったバターに4.を塗り、ゆで卵とともにお召し上がりください）

シンガポール版お茶漬けは、バジルが薫り、具だくさんで豪華です！

料理の素材

【スープの材料】
■ローストピーナッツ■炒り白ごま
■バジル　■中国茶葉　■塩
【具】
■木綿豆腐　■乾燥小エビ　■ピーナツ
■わかめ　■ほうれん草　■にんにく　
■キャベツ　■人参　■インゲン　
■小魚　■チキンフロス（Chicken Floss／★を参照）　 ■オリーブオイル　
■白米と玄米

1. スープの材料を全てミキサーにかけ、水と共に鍋で煮ます。
2. 水で研いだ白米と玄米をオリーブオイルで炒めた後、炊きます。
3. さいの目状の木綿豆腐、水で戻した乾燥小エビ、炒めたピーナツ、水で戻しみじん切りにしたわかめ、チキンフロスを用意します。
4. フライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りのほうれん草、にんにく、キャベツ、すりおろし人参、輪切りのインゲン豆を炒めます。
5. 小魚と小エビをそれぞれ、少量の油で色づくまでカリッと炒めます。
6. 深めの皿に2.をよそい、その周りに3.と4.、5.を盛り付け、1.をかけてよく混ぜれば、できあがりです！