第2回「メキシコ料理」

筆者が世界を“食べ歩いた”料理の、2カ国目は「メキシコ料理」です。土着の作物、トウモロコシやチリを用いた料理や、タコスやサルサなどが有名ですが、ぜひ、ここで紹介した郷土料理も作ってみてください。

料理の赤、白、緑がメキシコカラーを表す、独立記念の9月に欠かせない特別な料理です。チリのピリ辛感と中の具の甘み、くるみソースのまろやかさと、一皿で様々な味が楽しめます。

料理の素材

■具の材料（挽肉＜牛か豚、または両方でも＞、玉ねぎ、トマト、にんにく、アーモンド、りんご、洋梨、桃、
バナナ、レーズン）
■チリ（緑の大きいもの）　■牛乳　 ■生クリーム　■砂糖　■くるみ　
■ざくろ ■パセリ　■塩　■油

1.チリの外側を焼き、冷めてから皮を剥きます。中の種とわたも取り除きましょう。
2.具を全てみじん切りにして、にんにく、塩、野菜とアーモンド、肉、果物の順に加えて炒め、1.のチリに詰めます。
3.牛乳、生クリーム、砂糖、くるみをミキサーにかけ、ソースを作りましょう（とろっとした食感になるよう生クリーム、牛乳を少しずつ加えながら）。
4.皿に2.を盛り、3.をかけ、ざくろと小さく切ったパセリを上に飾ると、できあがりです！

豚の皮を揚げたチチャロンは、カリッ♪サクッとしたスナックのような食感で、各種ソースをつけたり、ビールのお供として、またタコスの上にのせて召し上がります。

料理の素材

■豚肉
　 （皮と脂の部分）
■塩
■バター（揚げ油と同量）

1.豚肉の皮部分に格子状に切れ込みを入れます。
2.塩を皮の部分の全体にまぶし、擦り込みます（できれば、炎天下で1日干します）。
3.鍋にバターを溶かし、高温になったら豚肉を入れ、余分な脂が溶けてカリッとなるまで揚げれば、できあがりです！