「値段交渉」

  在グアテマラ15年の友人によると、「トゥクトゥク」を見かけるようになったのはこの2、3年。おそらくタイを訪れた欧米人が持ち込んだのではないか、と。 料金は、例えば観光地のアンティグア市内だと10Q(1ケッツアル=約12円)。タクシー代の5分の1。値段交渉をする必要もない。「トゥクトゥク」は、観光地を代表する乗り物なんなんだと、妙に納得した。

 グアテマラを訪れる観光客−その多くは北米や欧州から−は、伝統的なマヤ民族の鮮やかな民族衣装を目当てにやって来る。このインディヘナとも呼ばれるマヤの先住民族は、グアテマラの人口の約6割を占める。もっとも一言で「マヤ」と言っても、その使用言語は24もあり、彼らを単純にひとくくりにすることはできない。

首都を歩いていると、民族衣装を身にまとったマヤの人を見かける。ただし、そのほとんどは女性で、男性の民族衣装姿は地方に行かないと目にすることはない。

 

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