Vol..125/2008/6
「それでも救いがある世の中」

 5月初めにビルマ(ミャンマー)を襲ったサイクロン禍。それに引き続いて中国では大地震が起こった。更に、日本では昨日(6月8日)、東京・秋葉原の通り魔事件で、多くの人が犠牲になった。
 天災や人災は絶えない、と簡単に言うほど生易しくない。また、新聞やテレビのニュースには流れないが、インターネットを覗いて見るとアフリカや南米でも、さまざまな事件・事故が発生している。安心して暮らせる日常なんて無いのかな、と思わず悲観的になってしまう。

 私が最近関わっているのは、主にビルマ問題である。だが、日本に帰国している今、あまり現地のことに携わることはできない。実際のところ、現地でサイクロン災害の支援に携わる知り合いからは、悲鳴のようなメールが届いている。そんな彼ら彼女ら、援助者に対して、私ができるのは募金活動の手助けや、或いは日本から言葉で応援するしかない。以下、私が現地で援助活動に従事している知人に送ったメールの一部を抜き出してみる。

 




 
ビルマでも最大級のお祭りが行われるタウンビョンの町。昨年8月、燃料の値段でラングーン(ヤンゴン)や マンダレーで抗議デモが盛り上がる直前の頃。全国から人びとが集まる。露天商の横には物乞いの女性が並ぶ。
 


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