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パースエクスプレスVol.165 2011年10月号

≫ “ワイルドフラワー&ジャカランダ取材”を取材

≫ 『JATA 旅博 2011』で“ジンベイザメと泳ぐ”が準グランプリを受賞


 社会
  “ワイルドフラワー&ジャカランダ取材”を取材
日本で、ガーデニングを通した新しい分野のライフスタイルを提唱している雑誌『BISES』の編集長とカメラマンが、ワイルドフラワーやジャカランダの取材のため、9月16日よりパースを訪れた。本誌は、西オーストラリア州政府観光局の協力を得て、取材の取材を行った。
以下、『BISES』編集長の八木波奈子さんにお話を伺った。

Q:ワイルドフラワーについての印象をお聞かせ下さい。
—乾いた砂漠の中でひっそりと咲いている花といったイメージを持って、パースに来ましたが、夕暮れ時のキングスパークで見たワイルドフラワーは、本当に美しかったです。感動しました。ワイルドフラワーは野生の花なので、その土地に行かなければ見ることはできませんが、日本人が日本の花を想うように、オーストラリア人もそう想い、そこから文化が作り出されていることを理解しながら見るべきだと思いました。

Q:ジャカランダも今回の取材の目的の一つと聞いています。
— 強い色を持ち、ダイナミックでスケールの大きい景観を作るジャカランダには、以前から興味を持っていました。私にとってジャカランダは遠い存在で、なんだかロマンチックな夢を抱かせてくれていたんです。日本ではまだ、ジャカランダはあまり取り上げられていないので、ワイルドフラワーとは違い、“ジャカランダを見るための旅”という紹介も誌面でできればと考えています。

Q:貴誌は、日本での“ガーデニング文化”の火付け役とになっていますね。
— 最初に掘り出したということではなく、常に興味を持ったことや観たことを自分たちなりに消化し、お花が好きな人やガーデナーの読者の方たちに今後もいろいろと紹介できればと思っています。
オープンガーデンをされているお宅へ取材に行く八木波奈子さん
ジャカランダがきれいに咲く、オープンガーデンをされているお宅へ取材に行く八木波奈子さん。右写真は、お宅のご夫婦と一緒に。
『BISES』
1992年創刊のガーデニング雑誌。“ガーデニング”という言葉を世に出し、97年には『ガーデニング』で新語・流行語大賞のトップ10を受賞。
取材協力:西オーストラリア州政府観光局、Hillman Cottage House Garden
 社会
  『JATA 旅博 2011』で“ジンベイザメと泳ぐ”が
準グランプリを受賞
9月29日(木)〜10月2日(日)に日本の東京ビッグサイトにて『JATA 国際観光フォーラム・旅博 2011(通称:旅博)』が開催された。その『旅博』の特別企画で、なんとオーストラリアの「西オーストラリア州“海の秘境、世界遺産でジンベイザメと泳ぐ”」が準グランプリを受賞した。
 この『旅博』は、1977年より『JATA 国際観光会議・トラベルトレードショー』として催され、2003年より『JATA 国際観光会議・世界旅行博』、そして今年より『JATA 国際観光フォーラム・旅博』と名称を新たに開催された。このイベントは、アジア最大級の“旅の祭典”として、日本や世界の旅行、観光産業をリードし、旅行市場を活性化、また旅行需要を生み出す催しとして国土交通省、観光庁、外務省などの後援で毎年開かれている。  そして、今回の同イベントにて、各国の政府観光局や地域の出展者が紹介する“旅”を各ブースを巡った来場者の「一番印象に残った出展者」に投票する特別企画「おもしろ旅(Fascinating Travel Galore!)」にて、世界90カ国(地域)以上の中から西オーストラリア州からの“ジンベイザメと泳ぐ”が準グランプリを受賞した。本誌(Vol.162/2011年7月号)でも紹介したが、今年の6月にユネスコの世界自然遺産に『ニンガルー・コースト』が登録され、その『ニンガルー・コースト』では世界最大の魚、ジンベイザメと泳ぐことができる。まさに今、世界中が注目する観光スポットとなっている。  今回の『旅博』には、4日間で過去最高の11万7,236人が来場した。日本国内での“旅”への関心、そして西−ストラリア州への期待が伺われる。

オーストラリアのブースへ多くの来場者が訪れた。多くの来場者は西オーストラリアの魅力について説明に耳を傾けた。「西オーストラリア州“海の秘境、世界遺産でジンベイザメと泳ぐ”」
オーストラリアのブースへ多くの来場者が訪れた。多くの来場者は西オーストラリアの魅力である“ジンベイザメ”や“ワイルドフラワー”について説明に耳を傾けた。

情報・写真提供:西オーストラリア州政府観光局