(3段目右写真)今回のフェスティバルのファッションディレクター、Mariella Harvey-Hanraham氏が、フェスティバル開催に向け、オープニングイベントにて抱負を語った。
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『西オーストラリアのファッション界における新しいクリエイティブな才能を発信』の信念を元に始まったパース・ファッション・フェスティバルの今年のテーマは“Coming of Age”。ファッション・ディレクターのMariella Harvey-Hanraham氏は「今年で13回目となるこのフェスティバルは、毎回レベルが上がっており、今回も多くの人々のファッションに対する興味・感覚を刺激する様々なプログラムを用意しています」と語った。
今年のフェスティバルでは、新たなファッションへの“挑戦”が多く見受けられる。まず、これまでランウェイ・ショーが行われていた会場に、西オーストラリア州立美術館とパース中央郵便局が加わった。特に、州立美術館はランウェイ・ショーに向けて約5,000人を収容できる会場へと生まれ変わり、西オーストラリア出身のデザイナーたちのコレクションを見ることができる。そして、フェスティバルが始まって以来初めて西オーストラリア州外のデザイナー、Yeojin BaeとMagdelena Velevskaのランウェイ・ショーも企画され、今フェスティバルの目玉の一つとなっている。
フェスティバル期間中は、136人のデザイナーのコレクションを始め、メンズウェア−、水着、ファッションを専攻している学生のショーケース、モデル発掘オーディション、アクセサリーやファッション・コーディネートのワークショップなど、約50のイベントがパース市内各所で開催される。また、西オーストラリア発のブランド『Wheels & Dollbaby』が25周年を記念してフェスティバルのオープニングとエンディング・ショーを飾る。パース中のファッショニスタが集結するパース・ファッション・フェスティバル。ぜひ足を運んで、パースのファッション界の「進化」に触れよう。
各所で開催されるイベントの詳細は、www.perthfashionfestival.com.auまで。
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