ジンベイザメと泳ぐことができ、ウミガメやマンタなどにも出会えるニンガルー海洋公園。広がる珊瑚礁も美しい、海洋生物の宝庫。
Photo: (c) Tourism Western Australia
高く切りたった峡谷や乾燥した大地に、多くのワイルドフラワーや野生動物が自生するケープレンジ国立公園。
Photo: (c) Tourism Western Australia
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『ニンガルー・コースト』は、パースの北約1,200kmに位置し、ニンガルー海洋公園や、ケープレンジ国立公園を含む約60万ヘクタールに及ぶエリア。海洋域と内陸との美しいコントラストや固有の生態系で知られ、コーラルベイやエクスマウスの街と共に多くの観光客が訪れる。
ニンガルー海洋公園には、世界最大の珊瑚礁の一つ、ニンガルーリーフが海岸線に約260km続く。ウミガメ、マンタ、ジュゴン、ザトウクジラなどのほか、約220種類の珊瑚や500種類以上の魚が生息し、毎年4月から7月には世界最大の魚、ジンベイザメも見ることができる。
ケープレンジ国立公園には、長年の侵食によってできた高さ300m超の峡谷や洞窟、美しい入り江のヤーディクリークなどがあり、多様な動植物が生息する。また、630種類を越すワイルドフラワーも見ることができる。
第35回世界遺産委員会では、ほかに日本の小笠原諸島が世界自然遺産に、「平泉ー浄土を表す建築・庭園」が世界文化遺産に登録されることが決定している。
資料提供:西オーストラリア州政府観光局
情報参考:Western Australia Department of Environment and Conservation
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