今回のセミナーでは、日本の魅力を紹介するため、在パース日本国総領事館の佐藤虎男総領事の挨拶を皮切りに、JNTOシドニー事務所の山下幸男所長が、日本の基本情報、観光地としての日本の見所について講演された。そして、キャセイパシフィック航空よりパース・日豪間の移動手段の便宜性が増進されたこと、そして最近日本を訪れた在パースのジャーナリスト、Trevor Cochrane氏により日本の魅力について語られた。

また、これから迎える日本のスキーシーズンを前に、スピーチやDVD放映により“日本のスキーリゾート”についてのアピールがされた。今回は、『Nagano - Niigata Snow Resort Alliance』より長野県の白馬村、野沢温泉村、そして新潟県の妙高市から観光業界の関係者が訪豪され、スキーはもちろんのこと各地の見所まで紹介された。雪には縁遠いパースにて、旅行会社をオペレーティングする参加者は、一様に感心しながら耳を傾けた。

JNTOの山下所長は、「資源の豊かな西オーストラリア州から日本を観光で訪れる人は、これからまだまだ増加すると思われます。日本の情報が不足している部分があると思いますので、地元の人たちが何を必要としているか理解し、そして需要に応えられるようにしていきたいと考えています」と今後の日本のPRについて語った。