9月30日、西オーストラリア州保健省により同州内における新型インフルエンザのワクチンの接種が開始された。

ワクチンの接種は、GPクリニック、また地方ではその地域のヘルス・クリニックで行われている。ワクチンの接種自体は無料で受けることができるが、メディケアに加入していない場合はGPクリニックにて診察料を負担する必要がある。 　今回のワクチンの接種は10歳以上が対象となり、外国人や短期滞在者を含め、希望者なら誰でも受けることが可能とされている。また、以下のいずれかに該当する場合は、出来るだけ早く接種を受けることが勧められている。

（1）感染患者と直接接触する医療従事者
（2）ぜんそく、ガン、HIV、心臓疾患、糖尿病、慢性の腎臓疾患を持つ人
（3）体脂肪率（BMI）が35％以上の人
（4）先住民及びそのコミュニティで活動している人
（5）特殊学校に通う10歳以上の人
（6）妊娠中の人
（7）6ヶ月までの幼児を持つ両親または保護者

生後6ヶ月から9歳までの子どもについては、今年中の接種開始に向け、現在調整されている。


●新型インフルエンザに関するホームページ
西オーストラリア州保健省　www.health.wa.gov.au/swine_flu/home/
オーストラリア政府保健高齢化省　www.health.gov.au
外務省海外安全ホームページ　www.anzen.mofa.go.jp
厚生労働省検疫所（海外渡航者のための感染症情報）　www.forth.go.jp
在パース日本国総領事館　www.perth.au.emb-japan.go.jp/index_j.htm


情報提供：在パース日本国総領事館（2009年9月24日現在）