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パースエクスプレスVol.139 2009年8月号


≫ カンタス航空 『パース成田』直行便を一部キャンセル
≫ 世界最大の魚 ジンベイザメと泳ぐ 道端ジェシカさん



 社会
  カンタス航空 『パース成田』直行便を
一部キャンセル

カンタス航空は、今年の7月から10月にかけ『パース‐成田』直行便の一部フライトをキャンセルすると公表した。

 カンタス航空では、パースから成田、成田からパースの往復計13本のフライトが毎月運航予定となっているが、7月は往復で3本、8月は往復で9本、9月は往復で3本、そして10月は往復で6本のキャンセルが決定している。既にキャンセル便に該当するフライトを予約した利用客には、『パース‐シドニー‐成田』などの経由便を代わりに提供するといった対応をとっている。

 フライトがキャンセルとなった理由として、機材(飛行機)のメンテナンスが必要になった等と言われているが、世界的な経済危機や新型インフルエンザの影響で海外に出る人の数が減少したため、運航数を縮小しているのも要因の1つと考えられている。

 現在、カンタス航空は『パース‐成田』間の直行便を週往復3便(パース発、日・火・金曜日)運航しているが、2001年に同航空会社は、当直行便の一時廃止を計画したこともあった。その時は西オーストラリア(WA)州政府をはじめ、各事業団体や各観光協会等による抗議によって廃止案は撤回させられた。

 既に、一部フライトキャンセルによって当地パースの旅行・観光業界は、大きな影響を受けている。8月下旬から始まるワイルド・フラワーシーズンに向け、このキャンセルは日本からの旅行客を減少させると予想されるが、その他各業界にとっても深刻な問題になりかねない。現在起きている一時的、かつランダムなフライトキャンセルは、乗客数の如何によっては将来的には減便、また廃止へと発展する可能性もある。そのような事態ともなれば、WA州、またはオーストラリア・日本間への負の経済効果は計り知れないだろう。

(資料提供:H.I.S. Perth)

 
 社会
  世界最大の魚 ジンベイザメと泳ぐ
道端ジェシカさん

6月9日、今日本で大人気のトップモデル、道端ジェシカさんが日本テレビ系列にて毎週土曜日23時30分から放送中の『週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー』の撮影でエクスマウスを訪れた。

エクスマウスはパースから北に約1,200km、飛行機で約2時間のところに位置する小さな町。普段は人口約2,000人だが、観光シーズンともなるとその数は3倍以上に膨れ上がる。そのエクスマウスでの観光の目玉は、世界最大の魚、ジンベイザメに出会えることだ。道端ジェシカさんもそのジンベイザメに会いに、エクスマウスを訪れた。

同番組は、女性タレントが世界各地を訪れる海外旅行を紹介しているが、なんと現地1泊がルールとなっており、まさに"弾丸トラベル"がコンセプトとなっている。仕事が忙しく、なかなか休みが取れない日本のOLが、週末を利用して旅行に出掛けることを想定して番組は作られている。

すでに撮影の模様は7月18日にオンエアされたが、ニンガルーリーフの透き通った美しい海で、ジンベイザメと優雅に泳ぐ道端ジェシカさんの姿が印象的だった。今回の撮影は本誌スタッフがコーディネートをしている。「パースに住む自分たちにとっても、エクスマウスはすぐに行けるような場所ではありませんが、日本から1泊4日の弾丸トラベルを決行された道端ジェシカさんが、帰りの飛行機を待つ空港で見せた笑顔は輝いていました。本当に弾丸なスケジュールでしたが、とても満足された旅だったのではないかと思います(当スタッフ談)」





写真提供:Konikson Productions, LLC / (c) Maki Konikson