[第5節] 現代サッカーとビジネス

今節は、「パース・グローリーに所属するプロサッカー選手の石田博行」にサッカーとビジネスについて聞いてみた。

<サッカー選手と収入>
「自営業、サラリーマン、企業の社長、スポーツ選手、芸能人、どんな職業に就いていようとも生活をするためには、お金を稼がなければ生きていけませんよね。でも稼ぎ方として、誰でもできる稼ぎ方と、そうではない稼ぎ方があるはずです。その稼ぎ方の違いで、もらうお金の額にも差が生じる。例えば、大学を出て企業に就職する人もいれば、身体一つでお金を稼ぎ出し、30歳前に何人もの職人を抱えている人もいる。そして俺のように、スポーツ選手として稼いでいる人もいる。でも一つだけ言えることは、努力した分だけ、その努力が額になって表れるということです。自分がそのお金をもらうための手段、稼ぎ方にどれだけ時間を費やし、どれだけ努力したかで自動的に金額が提示される。何の職業でもお金を稼ぐということは、決して楽なことではないはずです。お金は、そう簡単には作れない。大きいお金でも、小さいお金でも、いい加減なことをしていたら作れない。俺がブラジルでサッカーをやっていた頃、食えない時はどうにか食いつないでいた。そういう時があったからこそ今があり、契約してくれるチームもあり、サッカーをさせてもらっていると思っています。」

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