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[第10節] シーズンを終えて

石田:「当時の監督だったスティーブ・マクマホーンは、いろいろな選手を試してみたかったんでしょうね。ワイドのポジションで、俺以外にヘンリー(背番号18番 Henry FA’ARODO)を試したかった。でも経験不足で、代わりにビリー(背番号15番 Billy CELESKI)を起用。しかし、突破ができなかったから、自分に出番が戻ってきた。それが、最初の3試合のスタメン落ちの理由だと思います」

※以下、石田博行の戦績
第1節 ホームでCentral Coast Mariners FC戦、0‐1で負ける。後半63分から出場し、約27分間プレーする。
第2節 アウェイでMelbourne Victory FC戦、2‐2で引き分け。後半76分から出場し、約14分間プレーする。
第3節 ホームでQueensland Roar FC戦、2‐1で勝利。後半77分から出場し、約13分間プレーする。


 開幕して1勝1敗1引き分けのパース・グローリーは、第4節のホームゲーム、Adelaide United FC戦から石田をスタメンで起用する。記者席に配られるスターティング・リストの12番Hiroyuki Ishida の欄にチェックがされていたのは、開幕戦以来、初めてのことだった。そして以後、第9節まで6試合続けてスタメンで出場することになる。中でも、第7節のNewcastle Jets FC戦では、初アシストを記録し、石田自身も今シーズンのベスト試合と位置付けている。また第4節と第6節の試合では、チーム関係者やメディアで選出する「Man of the Match」にも選ばれた。