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前島イズム 継続の”エクササイズ”

前島イズム 継続の”エクササイズ” by前島 一貴

Vol.229/2017/02

前島イズム 継続のエクササイズ


今号は、先月号のバストアップに続いて「ヒップアップ」の効果的なエクササイズを紹介します。ヒップは、年齢や重力によって良い位置での維持は難しくなりますが、筋肉で持ち上がります。その筋力を鍛えるエクササイズで、ヒップ美人を目指しましょう!



第20回 ヒップアップ


ヒップもバスト同様、脂肪でできていますが、その脂肪が垂るまないようにしっかりエクササイズをして、張りのあるヒップを作りましょう。

ヒップスクイーズ
肩幅で立ち、つま先を少し外側に向け、かかとを上げてヒップを上に引き上げます。
ポイント
  • 骨盤を開らき、ヒップを引き締めているのを感じられるようにしましょう。



ヒップスクイーズ  

注意
  • バランスを取るのが難しければ、壁や安定したもので支えながら行いましょう。






チェアーヒップリスト
肩をイスの上に乗せ、腰が真っ直ぐになるまでヒップを持ち上げます。下ろす時もゆっくり下げましょう。
ポイント
  • 勢いで持ち上げず、スピードはゆっくりとコントロールしましょう。



チェアーヒップリスト  

注意
  • ヒップを持ち上げた際に腰が反りすぎないように注意しましょう。




出来事

   体操競技のルールは、オリンピックを周期に4年に一度、大きくルールが改正されます。今年はその4年に一度の義務講習に参加するため、1週間ほど日本に一時帰国しました。この審判資格は日本国内用なので、海外では更新できず、日本での更新が必要となります。  今回講習会を参加して感じたことは、日本の審判の正確さ、審判の理想体操像の一致、ジュニア育成の素晴らしいシステムです。更に感じたことは、英語が話せる体操人が少ないということ。日本を離れ、海外で活躍されている方はいますが、その地で活動を続け、その中でも、日本のコーチや審判員と親密にコミュニケーションを取っている方も少ないかもしれません。体操王国日本ですが、将来、海外の選手のダイナミックな演技や新しい発想、練習方法、そして合宿等の国際交流はこれからもっと必要になると思います。それをつなぐことができる1人として、これからも世界で活動ができる人間でありたいと思えた時間でした。