Japan Australia Information Link Media パースエクスプレス

 

あなたの言いたいこと

Vol.223/2016/08

今号は、4年に1度のスポーツの祭典、オリンピックについての投稿も寄せられました。

「世界の日本人」

 悔しかったので投稿します。バックパッカーで知り合ったヨーロッパ人数人と飲んだ席での話しです。ひとりが「日本人はイージーだよな」と…。英語がまだ全部を聞き取れるわけではないし、日本語への訳し方もわからないけど、会話の流れはこんな感じでした。

 日本人の女の子は…、「すぐについて来る」、「自分にコンプレックスをもっている」、「何で簡単にベットに入るんだ」、「会話を楽しもうともしない」。だから、「“君は誰なんだ”という感じになるから、ベットの中では行為だけで終わる」。でも「ニコニコしている」。そして、いつでも「自分を犠牲にして、嫌な事でも断ろうとしない」。

 それで、質問が俺に向けられ、「日本にいる日本人の女の子も、みんなそうなのか?」と。「違う!」と即答しました。

 彼らも、“日本人”ではなく、A子とかB美で話をしてくれればいいのに、A子やB美が日本人で、彼女たちのことを総称して話をしていました。確かに日本人だけど、A子やB美が日本人の代表となっていました。

 このことで学んだのは、そのA子やB美は一個人だけど、彼らにとっては間違いなく日本人で、それほど多くの日本人と知り合っていない彼らにとっては日本人はみんなA子やB美みたいなんだと勘違いしてしまっていることです。

 つまり、世界に出れば、みんなが皆、日本人と付き合いがあるわけではないから、たった一人の日本人がだらしないことすれば、日本人みんなが“そうなんだ”と思われてしまうということです。ならば、ひとりひとりが、ちゃんとしなければならないということだと思います。

 とにかく、日本人の女性がそう見られていたのは、悔しかったです。



<投稿者>わたる 27歳 男性




「みなさん、どう考えているんですか?」

 なんとなく、行き先をきめて、何となく、オーストラリアに来た。

 別に、一旗上げてやろうなんて思ってもいなかったし、英語が少ししゃべれるようになればいいかな、ぐらいしか考えていなかった。もし、しゃべれるようになったとしても、その英語を使って何をしようかなんて考えてもいない。

 今、ジャパレスで働いているけど、毎日が全然楽しくない。日本にいる時とさほど変わらない。給料が多くたって出費も大きいので、日本にいた時と生活レベルは変わらない。

 友達もみんな新しい友達だけど、やっていることが一緒だから、3日も一緒にいれば会話の内容も一緒になる。そして、愚痴へと変わる。その愚痴も、みんな一緒。

 何となくオーストラリアにいる。こんな感じでオーストラリアにいる人、多いと思う。なんでオーストラリアにいるのか、意味が分からなくなってきている。どなたか、アドバイス下さい。



<投稿者>大久保 21歳 男性




「イチロー選手、おめでとうございます」

 イチロー選手が大好きです。史上30人目のメジャー通算3,000本安打を8月7日に達成しました。おめでとうございます。記録達成した後ベンチへ戻り、サングラスの奥からひと筋の涙が頬を伝ったような映像が流れましたが、本当に衝撃的でした。今まで、数々の偉業を成し得てきた時でも、余り表情を変えないイチロー選手が涙を流すなんて、その映像を見ながら自分も涙が止まりませんでした。

 そして、さらに心を打たれたのは、試合後の会見でのコメントです。記者に3,000本目の意味を問われ「メディアの皆さんもそうだと思いますが、これだけたくさんの経費を使って頂いて、記録達成を引っ張ってしまったわけですから、本当に申し訳なく思っています。ファンの皆さんも、たくさんいたでしょうし…」と答えました。

 私にとっては神のような存在のイチロー選手が、周りへの配慮で謝罪したということで、イチロー選手が生身の“人間”なんだと思えたのです。「待たせてしまった」ということでお詫びをしたイチロー選手ですが、私たちが勝手に待っていたことですし、「経費を使わせた」とのことですが、それ以上にイチロー選手から特大の恩恵を日本国民が受けているわけなので、そんなことを思わないで頂きたいとファンの1人として感じました。

 確かに、3,000本へのカウントダウンが始まってから、2週間以上の時間が流れましたが、本人も「これだけ長い時間、特別な時間を僕にプレゼントしてくれたと考えれば、この時間の使われ方も良かった」とおっしゃっていましたが、その時間が与えられるのは今この世界ではただ1人、イチロー選手だけだと思います。

 ただ、達成した試合の実況中継をしていた解説者から信じられない一言が発せられたのは、残念でした。その解説者は、「随分、待たされました」と。このような人がいるから、「しんどかった。人に会いたくなかった。しゃべりたくなかった。苦しい時間だった」とイチロー選手は感じてしまったのでしょう。もし、その解説者が言葉の使い方を間違えたとしても、解説者が言葉を上手に使えないようでしたら、解説する資格はありません。「誰もあなた(その解説者)を待たせていませんよ。あなたが勝手に待ったんでしょう」と思った視聴者は、たくさんいたと思います。

 改めて、イチロー選手、おめでとうございました。日本の誇りです!これからも、オーストラリアから応援させていただきます。



<投稿者>Shin 45歳 男性




「日本人選手、頑張れ!」

 海外で観るオリンピックは、初めてです。ここオーストラリアでテレビに映る日本人選手をあまり観ることができませんが、日本人の姿をどんな時も追っている自分は、改めて『日本人なんだ』と実感しています。“頑張れ、日本!”



<投稿者>AKI 30歳 男性