Japan Australia Information Link Media パースエクスプレス

 

あなたの言いたいこと

Vol.220/2016/05

今号は、本誌ウェブサイトで当コーナーを閲覧している読者からの投稿2件も含め、紹介します。

『解らない』

「ねぇ、どうしちゃったの?好きなことすればいいじゃない」
「日本に帰った時のこと考えると…」
「でも、今しかできなことあるでしょ。今、どこにいると思っているの!?」
「お金の問題もあるよ」
「明日の生活ができないわけじゃないでしょ!」
「切り詰めているよ」
「とか言っても、貯金があるじゃない。10万、20万ぐらいはもっ  ているでしょ」
「それじゃ、充分じゃない」
「1年間と決めてオーストラリアに来て、半年間、何してきたの?」
「バイトかなぁ…」
「それじゃ、日本にいるときと一緒でしょう。これからの半年は?」
「とりあえず、お金を貯める」
「もう1回聞くけど、ここに何しにきたの?」

 彼女に1年間、オーストラ リアに行くといって来て、日本に戻ったら結婚しようと思っていた。半年が過ぎた時、彼女が観光で自分に会いに来た。帰国する彼女と、空港で別れ話になって、ふられた。でも、何でふられたか、いまだに解らない。

<投稿者>九州男児 27歳 男性




「早く行きたい!」

 日本で、インターネットで読んでいます。仕事先の店長には、「ワーキングホリデーでオーストラリアに行くので辞めさせてください」と言っているんだけど、辞めさせてくれません。こんなやり取りが、もう1年以上も続いています。

 その店長、私の彼なんです。仕事中はいつもいっしょですが、他のスタッフがいるから、その時は店長と従業員の関係です。仕事が終わったら、店長は家に帰っちゃうので、デートは月曜日だけです。家の人に翌日の開店準備とか嘘言って、出てきているんだと思います。店長は昔、ワーキングホリデーでオーストラリアに行ったことがあって、その時の思い出を楽しそうに話します。

 不倫の関係を絶ちたいからオーストラリアに行くわけではありません。このホームページに寄せられている投稿を毎月読んでいます。ますますオーストラリアに行きたくなります。投稿の内容があまり良いことばかりじゃないけど、だからリアルな感じがして、興味がどんどん湧いてきます。

 あー、早く、オーストラリアに行きたいでーす!

 第76回の「信じたいけど」の匿名希望さんに一言です。彼を信じられないのは、まずは自分を信じていないからでしょうね。自分を信じていれば、自分の進む方向は見えるはずです。不倫している私に言われたくないかもしれないけど、自分を信じて、進む道も見えているから、不倫しています。なので、まずは自分を信じてみては、いかがですか?

Yuui 29歳 女性




「みなさん、大丈夫?」

 駅前には、これから仕事に向かう労働者風の若者が2人、でっかい缶のエナジードリンクをがぶ飲みしていました。誰かが迎えにくるのでしょう。向かいのカフェでは開店準備をしている中東系のお兄さんが、かなり気だるそうに作業をしていました。そのまま真っ直ぐ歩き、営業しているのかどうか分からないようなホテルの横を通り過ぎ、アスファルトがめくれた車道を横切って、川に出ました。外は真っ暗で、吐く息は白かったです。それが、僕のオーストラリアの最初の日でした。

 あれから3ヶ月が経ちます。後悔しないように何でも経験しようと、いろいろと挑戦しました。でも、どうしても日本と比較してしまいます。交通事情、仕事環境、生活事情、金銭感覚、友人関係。

待てど暮らせど一向に来ないバス、くっちゃべって全く作業をしない同僚。使ったものを洗わない住人。計画性のない金遣い。そして、守らない約束、とか。「文句言うなら、日本に帰れ」と仕事先の上司に言われたので、帰ります。今の自分にはオーストラリアは、着いた日の真っ暗闇な街の印象しか、頭には残っていません。

 オーストラリアで生活されている方、頭、大丈夫ですか?

<投稿者>ヒロシ 28歳 男性




「熊本地震」

 4月14日以降、何度も大きな揺れを観測した熊本地震は、本当に心をえぐられる思いでした。職場のオーストラリア人から翌日の朝、直ぐに「大丈夫だろうか…」と言われました。遠いパースから案じる声でした。ただ、シェアに入れているワーキングホリデーの日本人に数日後、この地震について話題に出した時、あまり良くわかっていなかったのには、本当に情けなかったです。

 今はただ、被災地の一日も早い復旧・復興、そして被災された方々には一日も早く安らぎの生活が戻ってくることを祈っています。そして、亡くなられた方には心からお悔み申し上げます。

<投稿者>匿名希望 44歳 女性


「国際結婚について」

 いつもインターネットで楽しく読ませて頂いております。

「国際結婚」という言葉すらもう死語になりそうですが、今、その国際結婚について悩んでいます。今では、多くの方がその国際結婚をされ、ヨーロッパや南米、アフリカの方々にとっては、地続きなので“国際”なんて言葉も余り使われず、国際結婚なんて当たり前なのでしょうけど、ただ、島国日本で、そして私の世代におきましては稀有なこととなっております。

 男性との縁がなく、日本でずっと仕事をしてまいりました。趣味という趣味もなく、母と姉妹のように日々の生活を送っていましたが、ちょうど今から2年前、親戚の誘いで初めて海外旅行に行きました。子どものいない従兄弟夫婦と私との3人でしたが、その旅行が本当に楽しかったのです。そして、ひょんなきっかっけで、その旅先で知り合ったオーストラリア人と今度は、その方の生まれた国、オーストラリアで再会する約束をしました。日本に帰国後、計画は着々と進み、渡豪の日程も決まった矢先、従兄弟夫婦が急遽、行くことができなくなり、オーストラリアには私ひとりで行くことになったのです。

 オーストラリアは、とても素晴らしい国でした。そして、その友人だったオーストラリア人は、恋人となりました。

 今、年老いた父と母を残し、彼のもとに行くことにためらっております。正直申し上げ、この機を逃したら、私の人生は伴侶を持たない人生になると思います。母や父にも相談しました。心から喜んでくれ、ぜひオーストラリアへ行きなさい、と言ってくれています。

 来月、また彼に会いにオーストラリアに行きます。そして、深いお話をすることになると思います。私の中では、残りの人生を異国で、彼とスタートしてもいいのかと少しずつ心が傾きだしている次第です。「国際結婚」をされた諸先輩方、皆様にぜひ、その「国際結婚」についてお伺いしたく思っております。ご教示頂けると幸いです。

<投稿者>匿名希望 59歳 女性





「そこの君!」

 政治資金の不正使用や企業での不正流用などの横領事件は、後を絶たないですよね。最近では、ネット上でも人気の元幕僚長や新宿にいらっしゃる東大出身の神童に嫌疑がかけられていますが、彼らの報道を見て「けしからん!」とか言っている人たちに言いたい(まさにこのコーナーのタイトル<笑>)です。

 彼らは、ほんの氷山の一角っすよー。権力をもった者はみ〜んな、自分が所有していないお金も自由に自分のお金のように使っています。そりゃそーですよ、あなた達よりちゃんと頭を使って生きているんですから!頭使っているから、人の上に立って、権力者になっているんだけどね。まあ、当たり前か…。

 自分も小さいながら、会社を経営しています。持論ですが、経営はお金をいかに回すかだと思っています。お金を回すってことは、自分の周りにあるお金も回ってくると仮定しています。でなければ、回せませんので。回して(押して)、押された物が後ろから戻ってくるといった感じですかね。

 そこで、まだ自分のお金にはちゃんとなっていないものだけど、どうせ回ってくるんだろうから、フライングしてそのお金も使って回しちゃおう、というのが、いわゆる不正使用や流用となってしまってるんだと思います。後援からのお金なんでしょうけど、自分が当選して“頭を使えば”倍返しすると思って、使っちゃった元幕僚長さん。都民の税金なんでしょうけど、自分が“頭を使って”より住み良い街にするから、と思って使っちゃっている神童君。

 やっぱ、この2人の共通点は、“頭を使って”だと思いますよ。凡人じゃないってこと。人ができない“頭を使う”ができるんだもの。俺からしたら、“押す”こともしないで、だだ入ってくるものを口を開けて待っている人、「そこの君!」よりかは、いいと思うけどなあ。頭を使わずに、誰でもできることしかしないで、給料ばかり要求するヤツよりかは、ぜ〜んぜんマシ。

 あ、もちろん、政治資金規正法違反は犯罪で〜す!

<投稿者>なおや 43歳 男性