Vol.199/2014/08
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大学を休学して、オーストラリアに来ました。ここはパラダイスです。日本みたいにゴミゴミしていないし、みんなニコニコしているし、ユウユウと生活している感じがします。大学に復学、卒業後、またオーストラリアに戻ってきたいと思っています。
ただ、こんな最高の環境なのに、なんで離婚しているカップルがこうも多いんでしょうか?『オージーと結婚した日本人女性のカップルは結構な割合で離婚している』とシェアオーナーも言っていました。そのシェアオーナーもオージーと日本人女性のカップルです。彼らに冗談で「自分達は?」と聞いてみましたが、奥さんは「オーストラリア人同士だって、日本人同士だって、一緒よ。ただ、オージーの旦那と日本人女性のカップルで、離婚理由を聞いてみると、旦那に甲斐性がなかったところが多いわね。私みたいに、言いたいことは言わなきゃダメよ」と笑って言っていました。
自分は将来、オージーの奥さんをもらいたいと思っています。"甲斐性のない旦那"と言われないように、頑張ります。
<投稿者>Ken 21歳 男性
お金がなくなって、今は路上で生活しています。
昔、ワーホリでオーストラリアに行ったことがあり、この間、懐かしさ余って、ネットカフェで、“パース”の文字で検索したらこのサイトの、このコーナーに行き着いたので、投稿します。
パースに住んでいるみなさんが、羨ましいです。パースは、本当に良い所でした。自分の新生活のスタートとなるきっかっけの場所になるはずでした。ただ、スタートせずに終わってしまいましたが…。実は、日本に戻って、オーストラリアとか、パースで経験したことを活かして、オーストラリアにあって日本にない“モノ”を輸入するため起業しようと準備を進めていましたが、お金を騙し取られ、今となっています。
話は長くなりますが、知り合いに紹介されたある男、名刺にはコンサルタントと書かれていた男に自分の起業アイディアを話したら、手伝ってくれる、ということになったんです。今思えば、その男を信じた自分がいけなかったのですが。
その男は、資金を僕に調達させました。ただ、自分には貯金がなかったので、親とか親戚からお金を借りました。そして、その男は「お金を出した僕が社長で、自分は秘書として」とか言いながら、会社設立に着々と事を運ばせていました。でも、結果的には僕のためじゃなく、自分のために。
その男は日本では、いかにも仕事のできる感じの雰囲気を醸し出していました。徹夜明けなのかというぐらい、いつも目の回りは黒く、顔はテカテカに脂ぎって、冬でもシャツのボタンは上から3つ目までは開けっ放しでした。メールの返信はとにかく早く、簡潔で明解、食事に行っても、迷うことなくオーダーし、会計はその男がいつもしていました。
しかしある時、その男から突然、「手伝えなくなった」というメールをもらい、理由を尋ねても、ちゃんとした返信はきませんでした。その男に預けていたお金も返ってきませんでした。そして、3ヵ月後、僕が考えたその“モノ”が、テレビで話題となり、今ではネット販売の人気商品となっています。
騙されたとわかった時は、自分が自分ではなくなりました。絶望感以上のものを感じ、精神的にも尋常ではなくなっていました。親が差し出してくれた助けも素直に受け取ることができず、全ての居場所を失った後、路上が自分の生活の場となりました。
真っ青な大空と雄大に流れるスワン川。真っ白なビーチにきれいな海。フレンドリーで、親切なオージー。またいつか、あのパースに戻りたいと考えていますが、おそらく無理でしょう。今はただ、真っ暗闇の中、咽返るほどの生ゴミとアルコールの臭いに囲まれ、酔っ払いが蹴り上げる空き缶の音に毎晩、怯えています。
<投稿者>匿名希望 33歳 男性