<編集部からのお知らせ>
当連載コーナー「あなたの言いたいこと」へ数多くのご意見を頂戴しております。有難うございます。一般読者からの投稿を紹介させて頂いている当コーナーですが、本誌編集部と致しましては、掲載された投稿に対するご意見やご感想をお寄せ頂き、双方向での投稿というかたちで、今後は当ページを読者皆さんにご利用頂ければと考えております。早速ですが、今回は前号(Vol.157)の「偽造結婚」に対するご意見が寄せられましたので、2つの投稿を紹介させて頂きます。今後ぜひ、当コーナーが読者皆さんの“コミュニケーションの場”となることを願っております。 |
「『偽装結婚』に対してのコメント」
一児の母で、2人目妊娠中です。結婚4年目で、夫との関係にたまに疑問を感じることもありますが、同時に縁も強く感じながら、90%以上満足で、幸せな家庭生活を送っています。
偽装結婚(本誌Vol.157)の投稿ですが、離婚する時に自分の結婚した真意が問われ、自分にとって不利な条件となること以外、大きいのは自分と家庭に対しての疑心暗鬼の中、生活しなければいけないという重荷を経験することになると思います。
まず、仲のいい夫婦でも、妊娠してから、夫のサポートがすぐに重要になってきます。出産後は、まず自分の時間はありません。1歳になるまでサバイバルです。夜どうし毎日眠れる母親はいません。生後1、2ヶ月は、2時間おきに起きて授乳やおしめがえをしなければいけません。1歳をこえても3時間おきに起きる子も、私の周りにはいます。そのストレスの他に、夫婦間の問題をかかえるのは大変なことです。それを乗り越えたとしても、終わりではありません。これからが始まりです。
1才を過ぎると、子供の意思表示は豊かになってきて、覚えた単語でどんな気持ちか訴えてきます。うちの子は、「ママ、ダダ、ママ、ダダ、ママ、ダダ。。。。。。。。」と、交互に私たちの顔を見て、地団駄踏んでママとダダがいてうれしいよ(主人が休日の時)、と訴えてきます。それに対して、胸をはって、○○チャンとママとパパはずっと一緒だよ、うれしいね、といってあげたいですよね。
私の知り合いでも偽装結婚の人がいますが、一度彼女が、寂しくて私に電話をしてきたことがありました。それなりに幸せを見つけていってほしいと思います。ただ、離婚の時は、本人のバイタリティと問題処理能力が問われると思います。
うちの主人は、3歳の時、実の母親が妹をつれて家出してしまいました。30数年後に再会しましたが、もう、すっかり赤の他人です。主人は39歳ですが、まだ母親に対しての怒りは消えていないと言っています。ちなみに主人の両親は、恋愛のすえ、できちゃった結婚でした。
そこで、あなたの将来生まれてくる子は「偽装母でもいいよ。パースの公園が大好きで、ずっとパースにいられるのなら、ママとパパが仲良くなくても細かいことは気にならないよ」 というタイプでしょうか?そして、お相手の彼も「君みたいな日本人と結婚できるなら、偽装家庭でもOKだよ」というタイプですか?
何がその人の人生にとって、正解なのかはわかりません。行くところまで行って、苦労しないと、人生は学べないのかもしれません。でも、ビザ目的の母になる方が、ビザ目的の学生になるより簡単だと、思っているのなら、いろいろ覚悟しておいた方がいいと思います。後戻りはできません。そして、子供は自分の人生をあなたに託して、何も持たずに生まれてくるということを考えてみてください。どうしても移住したいのなら、結婚して、子供が生まれる前にすぐ離婚、という方がよっぽど人間らしいです。
<投稿者>匿名希望 女性/37歳
「『偽装結婚』の投稿者に申し上げます」
何を悩んでいるんですか?日本人だろうと、オージーだろうと、結婚への決意は誰だって悩むものです。旦那が先か、パースが先か、そんなことは後から答えが出ます。まずは、飛び込んでみたらいいんじゃないですか?飛び込む理由もちゃんとありますよ。オージーの男性は、旦那にするには最高だからです。
まず、オージーは仕事からほぼ定時に帰宅して、晩ご飯の準備を手伝ってくれます。BBQの時なんかは、全部自分でやってくれます。そういう習慣なんです。日本人の「残業」や「接待」、「飲み」、「週末出勤」なんて無縁です。
それと、子育てについてですが、積極的に手伝ってくれます。日本人の男性がよく口にする「仕事で疲れてるんだ」なんて、ありえません。だって、オージーのプライオリティは、家族が一番上だからです。お風呂は当然、寝かしつけ、週末の家族サービスも充実です。そうなると、夫婦の関係も良い状態が続きます。とにかく、オージーの男性との結婚はお勧めです。
<投稿者>匿名希望 女性/40歳
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